ほんわかドイツ生活

ドイツの西、デュッセルドルフに住んで3年目。日々の生活を綴ります。

ドイツで腹腔鏡治療 (帰宅後~)

退院後

朝帰宅し、その日は体を動かすときの痛みと吐き気で、ずっと横になっていました。

まだトイレに立ち上がるのがやっとです。数日は生理のような出血もありました。

吐き気があるときは、看護師さんから教えてもらった体位(四つん這いで頭を下げ、お尻をあげる体位)をとって、げっぷを出し、少し吐くと、楽になりました。

 

薬のこと

処方箋が出ていたので、近くの薬局へ夫に薬を買いに行ってもらいました。

(写真がぼやけていてごめんなさい)

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私はイブプロフェン(Ibuprofen)を2日間飲みました。

 

パラセタモール(Paracetamol)はアセトアミノフェンですが、これかイブプロフェンのどちらかを飲むように言われました。今回は飲んでいません。

痛みがある時に追加で飲むように言われた滴薬(メタミゾールナトリウムが作用成分のNovaminsulfon 500mg Lichtenstein )を飲んだのは1回くらいで、その後強い痛みは出ませんでした。

 ただ2~3日は、ベッドに寝て、たまに起き上がって、水分補給して、また寝てとゆっくり過ごしました。

 

傷はおへそと鼠径部の3か所で、おへそが3針、鼠径が1針ずつ縫われていました。

おへその部分のガーゼ交換をするために、薬局の方が出してくれたのはこれです。

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 Betaisodona SalbeはPovidon-Iod(ポビドンヨード)の軟膏。

Leukosilkはサージカルテープ。(肌に優しいもの。)

ES-Kompressenは滅菌ガーゼ。(steril 無菌の / Verbandmull ガーゼ)

 

ガーゼしなくてもいいよという先生や、ばんそうこうをそのまま当てておいてねと言われる先生いろいろでしょうが、抜糸まではシャワーの後に、ポビドンヨードの軟膏をガーゼにつけて傷に優しく塗り、ガーゼ交換をして、かさぶたができているのを確認しました。私は縫った糸先が洋服にあたるのが嫌で、抜糸まで軽くガーゼをあてていました。

 

腹腔鏡後の注意点

私の場合は木曜日に外科で腹腔鏡を受け、金曜日に退院。土日は家で休み、月病日に婦人科へ治療の返事を渡しに行き、傷口を見てもらい、治療後ちょうど一週間の金曜日にもう一度婦人科へ行き、抜糸をしてもらいました。

 1週間でだいぶ普段通りの生活ができるようになりましたが、生活上の注意点で言われたのは、これらでした。

  • 2~3週間はシャワーだけにしましょう。
  • 2~3週間はタンポンは使わないで下さい。
  • 2~3週間は性交は避けてください。
  • 熱いお風呂やサウナ、水泳はさけてください。2~3週間はスポーツはしないようにしてください。
  • 湯たんぽは使わないようにしましょう。
  • 38度以上の熱が出た場合は連絡して下さい。

私の場合は治療後1週間くらいはのんびりして、2週間目はゆっくり買い物に行ったり家事をし、3週間目にはほぼ普段通りの生活になりました。内出血のあった傷口周辺も1か月でほぼ元通りになりました。

 

ただ治療のすぐあとは体もきついです。甘えられる人がいる場合はたくさん甘えてください。私は主婦なので、入院前に食料をある程度買いだめし、つくりおきのおかずを多めに準備しておきました。ちょうどごはんも食べられるようになってきた3日目に、友人がおにぎりやおかずを差し入れしてくれました。これは本当に心から嬉しかったです。

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 今回はここまでにしておきます。

次回は保険会社への手続きのことなどを書こうと思います。