ほんわかドイツ生活

ドイツの西、デュッセルドルフに住んで3年目。日々の生活を綴ります。

産後の居場所作り〜ミニグルッペのこと〜

産後の居場所作り

産後の居場所探しという記事を書きましたが、今度は居場所作りについても書いてみようと思います。

  デュッセルドルフで小さな子どもの遊び場といえば、公園(Spielplatz)や遊びグループのシュピールグルッペ(Spielgruppe)、遊具のあるキンダーカフェ Kindercafe)・ファミリエンカフェFamiliencafe)、室内遊技場(Indoorspielplatz)、図書館、プールなどでしょうか。残念ながらデュッセルドルフには、日本の児童館のような室内でのびのび遊べる無料の場所はありません。キタに行くようになるまで、小さい息子と毎日どこでどう過ごそうかを考えるのは、面白くもあり結構大変でした。そして同じように大変だと思っている日本人のお母さんが周りに多くいることを知りました。

ミニグルッペを始めました

 2018年の11月、息子が12ヶ月くらいのときから、日本語のシュピールグルッぺの小さい版、ミニグルッペを自宅で始めました。ちょうど公園で遊ぶには寒くなる時期です。毎週金曜日の14時から16時の2時間、出入りは自由、対象は03歳としました。ベビーカーを置けるスペースや家の広さを考慮して、親子は5組までとしました。参加費は無料です。

 毎回テーマを一つ決めて、遊びの企画します。企画は息子のお友達のお母さんとニ人で一緒に考えました。絵本、歌、手遊び、わらべうた、踊り、ゲーム…2時間の中の30分くらいを企画して、あとはおやつや自由遊びです。インスタグラムで告知をして、手作りのチラシを作って、友人や知り合いに渡しました。嬉しいことに日本で幼稚園の先生をしていらした方も、来られる時は助っ人に来てくださいました。そういうわけで毎週入れ替わり立ち替わり5組の親子が集まって、一緒に遊ぶようになりました。

ミニグルッペでどんなことをしているか

 ミニグルッペは2020年の1月で40回目になりました。どんなことをしているかをいくつか紹介してみようと思います。

 

たとえば季節に合わせて遊びを考えます。節分の時には、鬼退治トレーニングと称して、ポンポンを使ってまめまきの練習をしたり、運動(かえるとび、縄くぐり、ペットボトル運びなど)をし、おにのパンツや豆まきの歌を歌い、最後に参加者に小さい鬼退治トレーニングの終了証を配りました。

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工作もたくさんしています。ぬらし絵や紙皿シアター作り、クリスマスの時期には星の飾りを作りました。

 

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 生活の延長のような遊びをたくさん取り入れたくて、緑野菜をちぎってサラダを作ったり、オレンジをしぼってオレンジジュースを作ったりもしました。栗を拾ってきた時には、栗の皮むきをしたりもしました。おやつ作りではポップコーンも作りました。

 

 

お母さんのための手ぬぐい体操も作りました。

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毎回絵本を1冊持ってきてもらって、参加するお母さんに1冊ずつ読んでもらっています。この絵本リレーが最近の定番になっています。

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 公園でミニグルッペ

子ども達の動きもダイナミックになり、家では手狭になってきたので、5月から11月くらいまでは、ミニグルッペを近所の公園でするようにしました。

 公園では砂遊びやしゃぼん玉、おいかけっこ、縄遊び、チョーク遊びなど家ではできないことができます。また家と違って参加者の調整をしなくていいのがよいところです。

 

公園ではじゃがいもはんこをしたり、クレヨンスクラッチをしたりしました。チョークで線路をかいて電車ごっこもしました。(その時の乗車券はじゃがいもハンコで作りました。)

 

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葉っぱや枝を集めて帽子を作ったりもしました。

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公園でミニグルッペをする時にはボラーヴァーゲン(Bollerwagen)を持っていきます。絵本は自由に読めるように、あとは少しだけおやつや飲み物を準備しています。

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公園ではいろいろな事が起こります。たまたま遊びに来た親子グループが一緒に参加してくれたり、様子をみていたラジオの人から公園の活用についてインタビューを受けたり。家とはまた違う楽しみが公園にはあります。

 

 

やってよかったミニグルッペ

お友達がお友達を誘ってくれたりして、いろんな人が家に来ました。私たち親子にとって、とてもよい出会いの場になりました。また参加者には絵本を1冊持ってきてもらいます。家にある以外のいろんな絵本に出会えました。何よりゲームや歌を一緒にわいわいやると楽しいです。参加する子ども達の成長を一緒に感じられるのも魅力だと思います。私自身も絵本を読むのが少しはうまくなったかな?まだここで遊びたいとか、また来たいと言われると嬉しいものです。

 嬉しい協力

 一緒に企画を始めたMさんは10回目まででお引越しとなり、これから一人で企画していけるか悩んでいた時に、他のお母さんが紙いっぱいにいろいろ企画を考えて持ってきてくれました。そのお母さんには企画の中でたびたび助けられています。またクリスマス会の時には大人数になり、我が家では狭いとなった時に、場所を提供してくれたお母さんもいます。こうしていろんな方達の協力で続けられています。

ルールを作れば大丈夫

最近は嬉しいことに、ミニグルッペのような活動を自宅でしてみようかなという声をいくつか聞きます。居場所はいくつあってもいいものだと思います。場所の提供を躊躇する一番の理由は、部屋を毎回片付けなければならないとか、家の中がぐちゃぐちゃにされてしまうと困るということだと思います。このミニグルッペを始めたおかげで、金曜日には部屋をいつもより念入りに掃除するというルーティンができました。小さい人達が遊ぶのですから、絵本が破れたりおもちゃが壊れたりはある程度仕方のないことかなと思っています。我が家には食べ物飲み物はここだけでというルールがあります。またミニグルッペの最後には片付けの時間をとっています。またミニグルッペ中の監督責任は親ということで、怪我などの責任は一切負わないことをあらかじめ伝えています。

 

やりたいことをやる、続ける

 

回を重ねる事に、親も子どももやりたいことをやるのが一番だなと思うようになりました。遊びは誘いはしますが、絶対に強制はしません。自由です。子どもも親もやりたいことやって、ご機嫌が一番。大事なことは毎週同じ時間に集まる場所を作って、続けること。そのひとつだと思います。続けるために無理はしません。

 

 今回は産後の居場所作りを考えている方に向けて書いてみました。

参考になるかはわかりませんが、きっと始めたら楽しいですよ!私は楽しいです。

そしてミニグルッペの参加者は随時募集中です。お気軽に声かけてくださいね!

 

 

 

 

慣らし保育(Eingewöhnung)

  息子は1歳10ヶ月でキタ(Kindertagesstätte 、Kita)に通いだしました。キタはまず親同伴の慣らし保育(Eingewöhnung)から始まります。この期間にお友達との園生活に慣れ、先生と信頼関係を築きます。8月から12月まで、約4ヶ月のちょっと長めの慣らし保育の様子を書いてみようと思います。

 

入園前

 キタ探しの記事にも書きましたが、入園の2ヶ月前に受け持ちの先生と顔合わせをし、詳しい園生活の説明を受けました。そして先生には息子の好きなことや嫌いなこと、1日や1週間をどんな風に過ごしているか具体的に話しました。

 これは入園1ヶ月前にキタからきたお手紙。一緒に遊ぶのを楽しみにしているよと書いてあります。

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 慣らし保育スタート!

息子のキタは1クラス20人(息子以外に2歳3人、3歳5人、4歳5人、5歳6人)です。タンポポグループとわた毛グループの2グループあり、1クラスに先生(Erzieher/in)が4人ずついます。

f:id:honwakasou:20200105223844j:plain1〜3日目》10時から11時の1時間。お母さんと一緒にキタで過ごす。入園式はなし。初日は2人の5歳のお兄さんが荷物や靴、長靴の置き場を教えてくれる。この2人は前もってお世話役をしようねと先生から言われていたようで、案内してくれる間も息子の背中に手を添えてくれたりとても優しい。D先生が息子の担当で、つきっきりでお世話をしてくれる。あっという間の1時間。3日目は終始眠かったみたいで、いろんな場面で泣き崩れる。(お外に行きたい!女の子が手を繋いできていやだ!お母さんと一緒がいい!)

《4・5日目》9時半から11時まで。お母さんと一緒に。

《6日目》9時半から11時まで。最後の10分はお母さんは別の部屋で待機。

《7日目》9時半から11時まで。10時からの30分お母さんは別の部屋で待機。

《8日目》9時半から11時まで。最初の30分だけ一緒の部屋で過ごし、息子にバイバイを言って別の部屋で待機。

《9〜12日目》9時半から11時まで。10分だけ一緒に過ごし、バイバイを言って、その後は近くの公園やカフェで待機。

 

  最初にまず強く感じたのは縦割りの良さです。朝キタに着くとお兄さんお姉さんがおはようと言って、靴を履き替えるのを手伝ってくれたり、上着を脱がせてくれたり、手をひいて教室の中に連れて行ってくれます。泣くとおもちゃを持ってきてくれたり、頭をなでてくれます。こんなに助けてくれる。見守ってくれるのは先生だけではなく、お友達もだったのです。5歳って頼もしい!これは結構衝撃でした。

 激しく泣く時もありましたが、こういう時に先生やお友達がどんな反応をするのか、横で一緒に見られるのも慣らし保育のよいところだと思います。

 徐々に親の私も先生の名前と顔、子ども達の名前と顔、そして性格がわかるようになってきました。知れば知るほど皆かわいい!一緒に遊ぼうと言われ、カードゲームをしたり、お絵かきをしたり、私も一緒に楽しい時間を過ごしました。

 

3週目にある壁

《13〜15日目》9時半から11時半まで。5分ほどでバイバイをして家で待機。迎えに行くと、最後の方はお母さんを探していましたと。先生のおむつ替えを嫌がって、キタで私がおむつ替え。

《16日目》9時半から12時まで。行きの別れはすんなりいくも、お迎えにいくと目に涙をいっぱいためた息子。お友達に今日は一日泣いていたよと言われる。先生のおむつ替えを拒否。

《17日目》9時半から12時の予定が、11時半に電話がかかってきて迎えにきて欲しいと連絡あり。ドアのところで泣きながら待っている。

 《18日目》9時から11時。朝起きてキタに行く前からお母さんにべったり。私の存在をチラチラ確認して手をつなぎに来る。キタでもお母さんが離れようとすると大泣き。この日はバイバイせずにキタで一緒に過ごす。

 

 このあたりで息子も私もどっぷり疲れました。先生からは、園生活がいやだ辛いと思って来て欲しくない、キタは楽しい!そう思って毎日来てほしい。まずは安心して楽しく遊べるように、お母さんに時間の余裕があるならば、泣く時はまた一緒に過ごして下さいと言われました。最初は順調でも、新しい世界にワクワクした後は、毎日ここに来るんですか?とだんだん辛くなる子どもも多いそう。小さいほど必ず迎えに来るとわかるようになるまでに時間がかかるようです。

 

《19日目》9時から11時。バイバイできず、お母さんも一緒にキタで過ごす。

20日目》9時から11時半。お母さんも一緒に2時間半。息子に5歳のお兄さんがほら見てよ!とおどけてくれる。息子がふり返ると吹き飛ばされて転げるというのを何回もやってくれて息子も笑顔に。マグネット遊びや階段の上り下り、部屋の中で砂遊び、長いふわふわの紙を頭の上でヒラヒラさせたりして、息子の興味のある遊びに先生もとことん付き合ってくれる。この日は楽しそうに過ごす。

《21日目》9時から11時まで。初めてお父さんが慣らし保育へ。一緒に過ごす中で、何度かバイバイにトライし、最後の30分は離れたところで待機。お父さんは子どもたちに絵を描いてといっぱい頼まれてお絵かきで忙しかったそう。(嬉しそうだった)

《22日目》9時から11時まで。20分ごろにバイバイ。泣いて泣いて泣き叫ぶ。お母さんは外で待機。何かあれば電話すると言われたが、電話はなく、先生と水たまりで楽しく遊ぶ。

《23日目》9時から10時半。新しい先生が担当だったためお母さんも20分一緒に過ごす。新しいA先生とは目を合わせようとせず、すぐにお母さんのほうへ。この日は信頼関係を築けなかったとA先生もお手上げ。

《24日目》9時から10時半。バイバイせずにお母さんも一緒に過ごす。D先生と息子は信頼関係ができていて、手をひっぱって自分の意思を伝えている。途中からお母さんに寄ってきて抱っこ抱っこに。

《25〜27日目》9時半から10時45分。数日風邪でお休みしたのでバイバイはなしで母も一緒に過ごす。27日目は15分たってバイバイ。お迎えにいくとうるうる泣いている。

 

 安心できるもの

《28日目》キタになじみの絵本を持っていくように。

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 慣らし保育の間は好きなぬいぐるみやおもちゃを持っていくことができます。息子は特にこれといった特定の好きなぬいぐるみはなかったので、代わりにいつも読んでいる絵本を持って行くようにしました。ドイツ語の絵本も持っていきましたが、日本の『いないいないばあ』や『のりものいろいろかくれんぼ』など、絵だけで理解できる本は、他の子ども達も、先生も面白がって読んでくれました。子どもたちの間で一番盛り上がったのは、『MITMACH BUCH』でした。(日本語は『いろいろいろのほん』)

 

《29日目》お父さんも送るように。

《30日目》2歳の誕生日。お父さんが送る。この日はすぐにバイバイ。お別れで泣いても、お昼寝の部屋のミラーボールを見たり、歌を歌って心を落ち着かせているそう。誕生会の楽しそうな写真を先生に見せてもらう。

《31日目》9時半から11時。送り迎えはお父さん。

 

お別れはササっと

《32〜35日目》9時半から11時。お別れをささっと一瞬でするようになって泣かなくなる。D先生がいなくてもB先生と楽しく遊ぶ。体育室でダンス。ダンス大好き。

《36〜40日目》9時半から11時半。

《41〜45日目》9時から11時半。

《46〜50日目》お父さんが送るときは早く8時半頃から11時半。お母さんが送る時は9時ごろから11時半まで。先生が歌って踊る息子の写真をみせてくれる。お別れのときは一瞬泣くが、すぐに泣き止んで遊び出しているそう。

 《51日目〜》 8時半から12時。

 

お別れはササっと、お母さんの姿がパッとなくなるほうが、息子はすんなり気持ちを入れ替えて遊ぶことができるみたいです。キタに着くといつもおはようと寄ってくるお友達がいて、泣いても手をひいてミラーボールのある部屋に連れて行ってくれます。ほら!キレイだね!そう声をかけてくれて、息子は毎回初めて見るようにオォォーと見上げて喜びます。何度お友達の優しさに助けられたかわかりません。息子がお友達や先生に受け入れられている。いつもそれを感じることができたので、こちらも安心してササっとお別れできました。

 

慣らし保育終了!

《64日目》慣らし保育が終了。先生と面談。

《66〜67日目》お母さんの送りの時でも、泣かずにバイバイできるように。B先生が手を広げておはようと言ってくれるので笑顔で駆け寄っていく。 ついに泣かずにバイバイできる日がやってきた。

 

 慣らし保育の間、先生からいろいろな場面でお母さんはどうしたいですか?と聞かれるので、そのたびにこちらの要望を伝えました。本当は12時半までなのですが、息子はお腹が減ったり、眠くなるので、時間は12時までにしてもらっています。私たちは慣らし保育をかなりゆっくり時間をかけてしてもらいましたが、要望を言えば、先生はそれに応えてくれます。

 慣らし保育の期間は長かったのですが、その分私もキタの様子や、お友達、先生のことを知ることができて今はよかったなと思います。

 

  さあ、明日も元気に楽しんでキタに行ってね!!

 

 

 

……………………

2020年明けましておめでとうございます。

新年早々こんなに長い文をここまで読んでいただきありがとうございます。

今年もちょっとずつドイツ生活の記録を残していけたらいいなと思います。

 

みちこ

 

 

大好きズートパーク(Südpark)〜デュッセルドルフの公園〜

ズートパークのマップを作りました !

前回産後の居場所探しについて書きましたが、外の居場所といえば、ずばり公園。

デュッセルドルフには大きな公園がいくつかありますが、中でも私はズートパーク(Südpark) が一番好きでよく訪れます。友達とわいわい行くのもよいですが、平日に息子と二人で、土日に家族三人で行くのがすごく好きです。70ヘクタールの公園には、四季折々楽しい発見がいっぱいあります。2歳になった息子も、今は歩くのが楽しくて楽しくてしょうがない時期なので、広い公園を思いきり楽しんでいます。私もベビーカーを押して、毎回5キロ以上歩いています。笑 

 ズートパークは広すぎて迷うし、どこに行けばいいのかよくわからない、とよく言われるので、今回は公園の地図を作ってみました。デュッセルドルフ市のWebサイト中のズートパークの地図(Orientierungsplan)を参考にしています。春夏版と秋冬版の2つあります。(紅葉前に作りたかったけれど、今年には間に合いませんでした。残念!) ぜひ、公園の中に迷い込んでみて下さい。私もまだ知らない場所がいっぱいあります。オススメの場所があればぜひ教えてください。これだけで溢れるズートパーク愛が伝わるかどうか…。

なお地図に関する責任は受け付けません。笑

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大好きズートパークマップ 春夏版

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大好きズートパークマップ 秋冬版

公園の詳しい情報はこちらでご確認下さい。

https://www.duesseldorf.de/stadtgruen/park/suedpark.html

 

 

産後の居場所探し(デュッセルドルフ)

息子が生まれて3ヶ月、2017年の12月までは親が手伝いに来てくれて、見守ってくれる人がいましたが、それ以降はいよいよ夫婦だけでの子育てになりました。家の中で息子と2人きりの時間が長くなると、お母さんに甘えてべったり。こちらも行き詰まってしまうので、なるべく外に出て居場所を作るようにしました。

 

efaの産後クラスとシュピールグルッペ

まず最初に行ったのはefa(evangelische Familienbildung in Düsseldorf )の産褥体操(Rückbildungsgymnastik)、べビーマッサージ(Babymassage)のクラスです。たまたまefaの冊子を病院で見つけて、生後4ヶ月くらいで行きました。まだ動きが活発になる前にマッサージで一緒にのんびりできたのはよかったです。月齢が高くなるにつれて、動き回ってマッサージどころではないと追いかけまわっているお母さんもいました。

(産褥体操は助産師さんの開催するものであれば保険がききましたが、私は知らずにドゥーラの開催する教室に行ってしまいました。産褥体操はよく保険の対象になってるので、条件を確認して行かれることをおすすめします。)

 

 efaのよいところは、様々な0〜3歳児向けの遊びのグループ、シュピールグルッペ(Spielgruppe)があることです。私たち親子は音楽クラスや運動クラスに行きました。音楽クラスには、歌はもちろんアコーディオンやギターの上手な先生がいました。ドイツ語の歌にいっぱい触れられて、息子も手拍子をして喜んでいました。今までによく歌った歌を載せてみます。もちろん一部ですが、字が大きければ大きいほどよく歌ったものです。

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よく歌ったドイツ語の歌



とにかく動き回りたい1歳半くらいからは、運動クラスに参加してみました。マット遊びや跳び箱、滑り台、トランポリン、縄遊びなどで元気に走り回っていました。

 午前中に1時間半くらいのクラスだと、間に15分ほど朝食(Frühstück)をはさむものもあります。その時には果物やパンなどを持参しました。

 

Caféquatsch (カフェクワッチ)

 Hohenzollernstraße のefaの建物には1階にカフェ(Caféquatsch )があり、毎週月曜日の午前中(9:30〜)に外国人向けに無料でドイツ語を話すチャンスがあります。そこまで広くありませんが、赤ちゃんを寝転がらせたり、小さい子どもを遊ばせるスペースもあります。2人のドイツ人の女性スタッフがいて、気軽に話すことができます。絵本を読んでもらったり、皆で歌の練習をしたり、新聞を読んだり、親子で工作をしたり、言葉のボードゲームをしたり、ドイツ語の初心者におすすめです。私はたまに育児の相談もしました。

  参加者も様々な国から来ています。常連の参加者がお茶会を開いたり、参加者自体が企画者になることもできます。私はお友達と一緒に日本茶を飲む会を開きました。この集まりは異文化コミュニケーションでもあり毎回楽しみに行っています。日本人のスタッフもいるので気軽に入ってみてください。お子さんがいるいないに関わらず誰でも参加できます。そしてこの時間帯はコーヒーや紅茶が無料です。(ただし夏休みや冬休みもあります。)

 

DRKのシュピールグルッペ

ドイツ語のシュピールグルッペはもう一つ、赤十字(DRK、Deutsches Rotes Kreuz)の家族教育センターで開催されるものに行きました。5回無料というコースがあって、親子で楽しめたので、続けていくことにしました。1週間に1回、午前中に1時間半のクラスです。毎回歌や手遊びをして、メインの遊び(マット遊びや集中遊び、工作など)朝食を挟んで、自由遊び、そのあとに皆で歌や手遊びをしてシャボン玉といった流れでした。庭もあるので外で遊ぶこともあります。先生がいつも発達段階に合わせた遊びを提案してくれます。ここでの遊びをよく家での遊びの参考にしました。まわりのお母さんがしていることを見て、そろそろ靴を履いて階段の練習をしてみようとか、コップの練習をしてみよう、こんな風に言葉をかけるんだなといろいろ勉強になりました。半年間毎週一緒に遊ぶので、参加者同士仲良くなれました。

 

家の前の教会では月曜日の午前中に子どものスペースを開放し、シュピールグルッペをやっていることもずいぶん後になって知りました。よく幼稚園や教会、集会所の前に張り紙があります。きっとあなたの家の近所にもそんな場所があると思います。ぜひ居場所を探してみてください。日本語の遊び場や公園についてはまた別の機会に書こうと思います。

 

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息子も昨日で1歳11ヵ月になりました。ただ今絶賛慣らし保育中です。息子と離れる時間は1時間ちょっとですが、それでもその時間はとても新鮮に感じます。さあ明日は何をしようかな。

みちこ

 

Kita探しから入園まで

Kita探し

 息子は1歳10ヶ月(2019年の8月)から現地幼稚園(Kita)に通っています。

Kita(Kindertagesstätte)をどうやって探したがよく聞かれるのでここに書いておきます。

  デュッセルドルフではKita探しは、市のウエブサイトのKita−Navigator を通して行います。条件を入力し、当てはまるKitaを探し、ウエイティングリストに登録します。

Kitaによってはオープンデーがあり、フリーマーケット(Trödelmarkt)を楽しみながら、一緒に幼稚園の見学 (Führung)ができるところもあります。先生から保護者に説明があり、入園希望用紙に記入してその場で提出することもできます。

 

 私たちは生後9ヶ月ごろ(2018年6月)に、Kita−Navigatorで10のKitaを登録しました。さらに1歳3ヶ月ごろ(2019年の1月)に5つ追加し登録しました。

  2019年の3月に Kita-Navigator を通じて、Kitaの園長先生から個人的にお話ししたいと連絡がありました。数日後にKitaを訪れ、親子で見学をしました。息子の反応がよく、教室の中を嬉しそうに見てまわっています。先生と子どもたちの雰囲気もよく、ここに息子を入れたいですと、その日すぐに意思を伝えました。最終的にはまた後日連絡をしますと伝えられ、その後正式に入園が決まりました。

 もう一度Kitaに行き、園長先生から、契約(Betreuungsvertrag)の説明を受け、サインしました。  契約したその日のうちに青少年局(Jugendamt )から、 所得の申告手続きの方法がメールで送信されてきました。申告することで月のKitaの金額が決まります。

  2019年6月に受け持ちの先生との顔合わせをし、詳しい園生活の説明を受けました。この時に息子の好きなこと、嫌いなこと、1日をどんな風に過ごし、毎日どんなことをして遊んでいるかなど、かなり詳しく話しました。

  また慣らし保育(Eingewöhnung)の説明書、感染症の注意書き、個人情報の取り扱いについて、保育園の閉園日、などの書類をこの日にもらいました。全てに目を通し、サインしたものを入園時に提出します。

  

 息子のKitaは市立(städtisch)のKitaです。3歳未満の枠で35時間、7時半から12時半、14時から16時の食事なしの35時間コースです。お昼ご飯はつかないので一度家に帰ります。お昼からは行っても行かなくてもいいというコースです。ちょっと複雑なコースなので希望も少なかったのかもしれません。ただ1歳半になるころから毎日元気が有り余っていて、毎日の遊び場があればと考えているところに、ちょうどよいタイミングで入園のチャンスをいただくことができました。

 

 入園までに準備したもの

入園までに準備しないといけないものはたいしてありませんでした。写真を参考にしてください。かかりつけの小児科から診断書(Attest)をもらう必要があり、入園時に提出しました。ちょうど2歳児健診(U7)を受けるタイミングでしたので、一緒に診断書ももらいました。普段はこれに、着替え、オムツ、おしりふき、朝食用の軽食を準備します。

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入園までに準備したもの

 

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前回の投稿から1年!すっかりご無沙汰しています。息子もついに8月から慣らし保育が始まり、これからはもう少しブログを書く時間も持てそうです。慣らし保育や今までに参加したシュピールグルッペについてもまたの機会に書けたらなと思います。またお付き合いくださいね。

みちこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツで子育て ~産後にへバメがしてくれたこと~

産後にヘバメがしてくれたこと 〜我が家の場合〜

産後ケア(Wochenbettbetreuung)を引き受けてくれる助産師さん、へバメ(Hebamme)のことは妊娠中期の記事で触れました。赤ちゃんが生まれてから約1ヶ月間、実際にどんなことをしてくれたのか、具体的に書こうと思います。

赤ちゃんが生まれ、退院日が決まると、退院日をヘバメに連絡します。予定日を前もって知らせてはいましたが、急な連絡にもヘバメは慣れている様子で、退院翌日から我が家に訪問してくれました。

 

退院翌日からの訪問

 はじめに母手帳(Mutterpass)、子手帳(Kinderuntersuchungsheft)、Hebammenbriefを確認し、赤ちゃんとお母さんの健康状態をチェックします。

Hebammenbriefは退院時に病院のへバメから産後ケアのヘバメに渡すようにともらう手紙です。産後ケアのへバメはこの手紙を見て、お産の経過や入院中の赤ちゃんやお母さんの状態を把握します。

 我が家の場合、赤ちゃんは健康で問題なし。私は出産時膣からの出血でヘモグロビンの値が一気に下がり、輸血や点滴をしてもらったので、まずそのことを聞かれました。婦人科の先生あての手紙も開封して確認し、授乳と食事以外は安静にしておくように、また継続して鉄剤の内服が必要とアドバイスをもらいました。鉄剤は手持ちがなかったため、すぐにかかりつけの婦人科に電話をして、処方箋を出してもらう手続きをしてくれました。

 

赤ちゃんは体重測定をし、順調に体重が増えているか確認します。黄疸(Gelbsucht)がないか、おなかが張っていないかなど全身状況を確認します。

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 へその緒 (Nabelschnur) の処置は、へその緒がとれるまで毎日してくれました。(消毒し乾燥剤をつけガーゼ交換。乾燥剤にはWeledaのWecesinというパウダーを使っていました。) 

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 そしておむつ交換を一緒にし、便や尿も確認します。

 

またお母さんのほうは血圧測定、子宮収縮の確認(硬さや子宮底の長さ)、出血(Blutung)・悪露(Wochenfluss)の確認、陰部の傷の確認を行いました。

 哺乳状況を確認し、母乳(Muttermilch)は足りているか、ミルクや搾乳したおっぱいはどのくらい足せばいいか、具体的にアドバイスをしてくれます。入院中にも習いましたが、おっぱいマッサージの仕方や、授乳の体勢などもいくつか教えてもらいました。

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2日目以降の訪問でも毎回、赤ちゃん、お母さんの健康状態を確認します。

日照時間の短いドイツでは、くる病予防のために、赤ちゃんが1歳になるまで毎日ビタミンDを飲ませます。内服開始に合わせて錠剤の飲ませ方を教えてもらいました。

 (Genの場合ほほの裏にはりつけて母乳を含ませると口の中にいつまでも残ったり、さ湯で溶かして小さいスプーンであげようとすると、うえっとまずそうな顔をして口から出すので、錠剤を母乳で溶かしスプーンで飲ませています。)

 

訪問前にあらかじめ質問の用意を

 ヘバメは子育てで生じるあらゆる質問に答えてくれます。例えばこのような質問をしました。

・信頼できる近所の小児科はどこか。

・体温(直腸温)の測定の仕方。

・外陰部のケアの方法。

・母乳の保存方法。

・腹痛時や便秘時の対応の仕方。 

・入院中にできた点滴漏れに塗る薬。

 ・ベビーテー(フェンネルティー)の飲ませ方。等…

 例えば体温計ですが、ヘバメから教えてもらった体温計は先端が曲がりやすく肛門から計りやすかったです。Rossmannで購入しました。

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くし(Babyhaarbürste、Kamm)も左の用意していたものと、ヘバメが教えてくれたものでは柔らかさが全く違いました。柔らかい右は100%Ziegenhaar 、ヤギの毛で作られたブラシです。

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 へその緒がとれたら沐浴

 さて、へその緒は退院から1週間でとれました。へその緒がとれたらいよいよ沐浴です。ドイツでは新生児の沐浴は毎日せず、週に1〜2回程度が一般的です。へその緒がとれるまでは毎日の訪問でしたが、ここからは沐浴指導に合わせて1週間に1回の訪問になりました。まずは手本を見せてくれ、次は一緒にやりながら、そしてその次の回では一人で、といった具合でした。

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私のヘバメの沐浴の仕方は、お湯は37℃。(湯温計を使うなら、まず肘を入れてお湯の温度を確認。熱いうちに湯温計を入れてしまうと37℃まで下がるのに時間がかかるから。) ゆっくりお湯に体をつけ、まずは目のまわり、顔を拭う。そして赤ちゃん用のボディソープをつけ、胸、お腹、脇、腕、足を洗う。頭にお湯をかけ、ブラシで頭を洗う。ボディソープを追加して背中、お尻を洗う。体はタオルでおさえるように拭き、体が湿っているうちにボディミルクを塗り、服を着せる、というやり方でした。

特に冬は室温をあたたかくし、タオルや下着はハイツングで温めておくように、沐浴後は必ず帽子をかぶせ、靴下をはかせるようにとアドバイスをもらいました。

 

余談ですが、妊婦教室で一緒だった仲間にヘバメからどんな沐浴指導を受けたかを聞くと、実に様々でした。これでヘバメの性格も見えてきそうです。笑


人肌くらいのお湯に牛乳コップ1杯、オリーブオイルスプーン2杯。赤ちゃんをゆ っくり腰あたりまでお湯につけ、足からゆっくりマッサージしなが  ら手で洗う。この方法で毎日沐浴できる。市販の赤ちゃんのボディソープを使う場合は2、3日に1回。

・お湯には何も入れない。体は顔、髪、体(前→後ろ)の順で洗う。ドライヤー(中温)で乾かす。

・湯温37~38℃。お湯にティースプーン1杯ずつの母乳とカレンデュラオイルを入れ  体を洗う。くしで髪をとかし、ガーゼハンカチを使ってまずは顔(目、小鼻、口、耳裏)を洗う。さらに胸、お腹、腕、手のひら、背中、お尻の順。植物性の石鹸は3~4週間経ってから使う。

 

赤ちゃんのスキンケアについては赤ちゃんの肌の状況を見ながら、それぞれが根拠を考えながら自己流を見つけていくのだと思います。私は現在、主婦の友生活シリーズから出ている『これが最新 赤ちゃんのスキンケアがよくわかる本』や小児科の先生のアドバイスを参考にしながらスキンケアをしています。
 

 爪切りは生後4週間を過ぎてから、はさみ(Nagelschere)でしました。爪はそれまで柔らかく、少しはがれても自然にとれるということで、1ヶ月は特に何もしませんでした。多少顔を引っ掻いても、すぐに良くなるから気にしなくていいという考え方でした。最初ははさみを使わずにガラスの爪やすり(Grasfeile)を使うこともあるようです。私はハサミで切った後にガラスの爪やすりを使っています。(日本にはもっといい爪切りがあるんだろうななどと思いながら。笑 )

 

訪問の終了

 1ヶ月健診(U3)を終えた頃、生活のリズムが自分達である程度とれるようになり、ヘバメに質問したいことも徐々に減っていきました。ヘバメから、もうそろそろ私は必要なくなってきたんじゃないかしらと言われ、嬉しいような寂しいような複雑な気分になったのを覚えています。ヘバメと話し合い、定期的な訪問はこの日をもって終了としました。何か気になることがあれば、メールや電話で質問し、必要があればまた訪問してもらうという形です。

色々なことを聞けて、一緒に成長を喜んでもらえる人がいる、産後に一人ではない、いざという時に助けてくれる人がいる、そう思えるだけでこの1ヶ月間、私たち夫婦は安心して赤ちゃんと過ごすことができました。この制度を利用してよかったなと思います。

ヘバメから何で日本人はすぐに体型が戻るの?何か特別なものを食べているんじゃないの?と聞かれ、ふと思い浮かんだのはお味噌汁でした。彼女に感謝の気持ちを込めてお味噌汁とおにぎりを作りました。

 

私の保険会社の場合、ヘバメによる産後ケアは出産後10日までは少なくとも1日1回まで、出産後11日目から8週間までは16回まで無料で訪問してもらえます。産後ケアでどのようなことがしてもらえるかはヘバメによっても違います。ご自身のヘバメや保険会社に確認されて下さいね。

 

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息子もあっという間に10ヶ月になりました。あともう少しで11ヶ月です。実はこの記事はお食い初めの頃に書き出していたのですが、これまで全く文章を書くことができませんでした。今やっと…一つ書きたかったことが書けてほっとしています。

たまにドイツでお産をされる方や腹腔鏡を受けた方からメールをいただくことがあります。ほんの少しだと思いますが、参考になれば嬉しいです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピカソと鳥と


ピカソの誕生日

10月25日はピカソ(Pablo Picasso)の誕生日だったそうです。
お誕生日をお祝いしてピカソのことを書こうと思います。

私たち夫婦は旅をすると、その中の一日はそこにある美術館を訪れます。ヨーロッパの美術館で圧倒的によく見かけるのがピカソの作品です。

私たちが住んでいる町、デュッセルドルフの美術館 K20 でもピカソの作品を見ることができます。ちょうど妊娠中に、妊婦さんを描いたような作品があったので、一緒に記念撮影しました。

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ピカソは大好きなのでこの前パリに行った時も、作品をスケッチしました。

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これはDavid Douglas Duncanの撮ったピカソの写真です。

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あれ?これ白米に魚じゃありませんか?
こんなに綺麗にお魚を食べているので、ますますピカソのことが好きになりました。

 

今回のテーマ、実は「鳥」

実は今回のテーマは「鳥」についてです。
ピカソの作品にもよく鳥がでてきます。
これはパリの美術館にいた陶器のフクロウ。

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なぜ鳥のことを書こうと思ったかから書くと長くなりますが、
9月にデュッセルドルフではクンストプンクテ(Kunstpunkte)というアーティストが自分のアトリエを公開するというイベントがありました。いつかこのイベントについても書きたいなと思いますが、そこで出会った作品の一つに、「鳥」が「希望」の象徴として描かれていたからです。

 

そこからどうも鳥が気になります。

 

たとえば、デュッセルドルフの大学病院(Universitätsklinik)の産科のマークはコウノトリ(Storch)。近くの助産院もコウノトリロゴマークになっています。昔からコウノトリが子どもを運んでくると考えられていますよね。

たまたま一眼レフの練習をしていて家の中にある「鳥」を写真にとってみました。

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なぜか子ども関連のグッズはブランケットやぬいぐるみ、フクロウをモチーフにしたものが多いように感じます。
そして初めて息子にもらったぬいぐるみもオウムのような鳥でした。

 

今までに出会った鳥

さて日本やフィンランド、ドイツで今までに出会った鳥…
すずめ(Spatz)、ハト(Taube)、カラス(Rabe)、 ツバメ(Schwalbe)、クロウタドリ( Amsel)、カオジロガン・カナダガンエジプトガン(Gans)、カモ(Ente)、白鳥・黒鳥(Schwan)、フクロウ(Eule)、キツツキ(Specht)…(フクロウは動物園で見ただけです。)

 

さて私はこの時、ハトとカラスが嫌いで、その他の鳥たちは好きだなあと、思いました。

 

そして好きな理由はなんだろうなと考えました。スズメは形がかわいいから好き。アムゼルは歌声が好き。近くに寄ることもできます。

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(写真はインゼル文庫の絵本に出てくるクロウタドリ、アムゼルです。)

 

カオジロガンはフィンランドに住んでいるときに家の周りにたくさんいました。緑色の糞が、もうそこらじゅう一面に落ちているので、初めはびっくりでしたが、子育てをみたり、群がってあうんの呼吸で飛び立つ様子を見てからは、彼らの虜になりました。

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(カオジロガン、流石にこの大群の数には驚きましたが…)


フィンランドではキツツキが、かんかんかんと、我が家をつつこうとしてきたこともあります。

 

ドイツに来てからよく見るのは、ハト、カラス、カモ、カナダガンエジプトガン、白鳥、黒鳥です。カモはよく夫婦で対になっていてかわいいし、カナダガンエジプトガン、白鳥に黒鳥…好きだなあと思う鳥に共通していたのは、「子育て」に遭遇したことがあるということです。
だいたい5月ごろ、デュッセルドルフのあちこちで子育てする様子を見ることができます。小さいひなにメロメロになり、結果的に彼らが好きになりました。

 

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(こちらはカナダガン。東京都環境局のウエブサイトで危険な外来生物として名を連ね、2015年に駆除されていたのにはほんとにびっくりしました。こちらで危険だと思ったことは一度もありません。)

 

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(こちらは黒鳥。左の親鳥の懐にはヒナが一羽入り込んでいます。)

 

一方ハトは一つも好きではありません。ばたばたーと急に顔に近いところを飛ぶし、ドイツでは特に糞が汚い!高架下は糞だらけ、あちこちに糞が落ちていてとにかく汚いです。
カラスもいつもごみをあさったり、なかなか好きになれません。

そんなとき、ふと思いました。カラスの子育てを見たらカラスのこと好きになるかなあ。
ハトとカラス、フクロウだけ子育てを見たことがないな。

 

ユーチューブにたまたま上がっていた「カラスの子育て」はびっくりだらけでした。
カラスがとてもきれい好きで行水をしているところ、巣の中を掃除したり、ひなの糞を口で受け止め、巣の中が汚れないようにしたり、とにかくきれい好きで、世話やきで、ほんとにほんとに目から鱗でした。カラスのそんなところを私は見たことがなかったから、カラスの一面しか見ていなかったから、それで嫌っていたんだなあ。むしろカラスがずるがしこくて汚いというレッテルを付けていたのは 自分だったなあと反省しました。カラスを生きにくくさせているのは人間のほうかもしれません。

同じようにハトも子育てするところをみたことはないなあと思っていました。
どうしたらハトのことを好きになれるかな。そんなことを考えていました。

 

ピカソの陶芸と鳥

 

そんな折に、ピカソの誕生日にたまたま「ピカソの陶芸」という本を開けました。

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ここにはピカソの陶芸作品がたくさんでてきます。
そしてここに、ハトとフクロウが特別な存在としてでてきました。
ピカソはなぜハトをたくさんモチーフにしたか。それはハトが好きだったからです。

ピカソは小さいころからハトに慣れ親しんでいました。
ピカソのお父さんはもともとハトを描く画家で、ピカソが小さい時にはハトの絵もかいています。ピカソの娘の名前は「パロマ」。日本語では「ハト」ちゃんです。
彼は平和の象徴として「ハト」をいくつも描いています。
そっか日本にもハトサブレとかあるなあ〜。

こうなるとハトをそんなに嫌いな理由ってないなあ、となってきます。

ハトの糞が汚いなと思うのもアスファルトの上だからで、これが土の上なら何とも思わないなあ、となってきました。

 

もう一つ、ピカソの陶芸の中によく出てくるフクロウ。なんでピカソがよく作品に使ったかというと、それはフクロウの目が自分に似ていると思ったからだそうです。傷ついたフクロウを飼っていたこともあるらしい。たしかにピカソの顔をよくよく見てみるとフクロウにそっくり!とても身近な存在だからこそフクロウが大好きだったのでしょう。


もしかしてそれでピカソもみんなに愛されるのかな。

フクロウは私にとっては全く身近な存在ではないけれど、なぜかかわいいと思ってしまいます。不思議だなあ。
どうしてそう思うのでしょう。その理由を考えるのはとても面白いです。