ほんわかドイツ生活

ドイツの西、デュッセルドルフに住んで3年目。日々の生活を綴ります。

産後の居場所探し(デュッセルドルフ)

息子が生まれて3ヶ月、2017年の12月までは親が手伝いに来てくれて、見守ってくれる人がいましたが、それ以降はいよいよ夫婦だけでの子育てになりました。家の中で息子と2人きりの時間が長くなると、お母さんに甘えてべったり。こちらも行き詰まってしまうので、なるべく外に出て居場所を作るようにしました。

 

efaの産後クラスとシュピールグルッペ

まず最初に行ったのはefa(evangelische Familienbildung in Düsseldorf )の産褥体操(Rückbildungsgymnastik)、べビーマッサージ(Babymassage)のクラスです。たまたまefaの冊子を病院で見つけて、生後4ヶ月くらいで行きました。まだ動きが活発になる前にマッサージで一緒にのんびりできたのはよかったです。月齢が高くなるにつれて、動き回ってマッサージどころではないと追いかけまわっているお母さんもいました。

(産褥体操は助産師さんの開催するものであれば保険がききましたが、私は知らずにドゥーラの開催する教室に行ってしまいました。産褥体操はよく保険の対象になってるので、条件を確認して行かれることをおすすめします。)

 

 efaのよいところは、様々な0〜3歳児向けの遊びのグループ、シュピールグルッペ(Spielgruppe)があることです。私たち親子は音楽クラスや運動クラスに行きました。音楽クラスには、歌はもちろんアコーディオンやギターの上手な先生がいました。ドイツ語の歌にいっぱい触れられて、息子も手拍子をして喜んでいました。今までによく歌った歌を載せてみます。もちろん一部ですが、字が大きければ大きいほどよく歌ったものです。

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よく歌ったドイツ語の歌



とにかく動き回りたい1歳半くらいからは、運動クラスに参加してみました。マット遊びや跳び箱、滑り台、トランポリン、縄遊びなどで元気に走り回っていました。

 午前中に1時間半くらいのクラスだと、間に15分ほど朝食(Frühstück)をはさむものもあります。その時には果物やパンなどを持参しました。

 

Caféquatsch (カフェクワッチ)

 Hohenzollernstraße のefaの建物には1階にカフェ(Caféquatsch )があり、毎週月曜日の午前中(9:30〜)に外国人向けに無料でドイツ語を話すチャンスがあります。そこまで広くありませんが、赤ちゃんを寝転がらせたり、小さい子どもを遊ばせるスペースもあります。2人のドイツ人の女性スタッフがいて、気軽に話すことができます。絵本を読んでもらったり、皆で歌の練習をしたり、新聞を読んだり、親子で工作をしたり、言葉のボードゲームをしたり、ドイツ語の初心者におすすめです。私はたまに育児の相談もしました。

  参加者も様々な国から来ています。常連の参加者がお茶会を開いたり、参加者自体が企画者になることもできます。私はお友達と一緒に日本茶を飲む会を開きました。この集まりは異文化コミュニケーションでもあり毎回楽しみに行っています。日本人のスタッフもいるので気軽に入ってみてください。お子さんがいるいないに関わらず誰でも参加できます。そしてこの時間帯はコーヒーや紅茶が無料です。(ただし夏休みや冬休みもあります。)

 

DRKのシュピールグルッペ

ドイツ語のシュピールグルッペはもう一つ、赤十字(DRK、Deutsches Rotes Kreuz)の家族教育センターで開催されるものに行きました。5回無料というコースがあって、親子で楽しめたので、続けていくことにしました。1週間に1回、午前中に1時間半のクラスです。毎回歌や手遊びをして、メインの遊び(マット遊びや集中遊び、工作など)朝食を挟んで、自由遊び、そのあとに皆で歌や手遊びをしてシャボン玉といった流れでした。庭もあるので外で遊ぶこともあります。先生がいつも発達段階に合わせた遊びを提案してくれます。ここでの遊びをよく家での遊びの参考にしました。まわりのお母さんがしていることを見て、そろそろ靴を履いて階段の練習をしてみようとか、コップの練習をしてみよう、こんな風に言葉をかけるんだなといろいろ勉強になりました。半年間毎週一緒に遊ぶので、参加者同士仲良くなれました。

 

家の前の教会では月曜日の午前中に子どものスペースを開放し、シュピールグルッペをやっていることもずいぶん後になって知りました。よく幼稚園や教会、集会所の前に張り紙があります。きっとあなたの家の近所にもそんな場所があると思います。ぜひ居場所を探してみてください。日本語の遊び場や公園についてはまた別の機会に書こうと思います。

 

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息子も昨日で1歳11ヵ月になりました。ただ今絶賛慣らし保育中です。息子と離れる時間は1時間ちょっとですが、それでもその時間はとても新鮮に感じます。さあ明日は何をしようかな。

みちこ

 

Kita探しから入園まで

Kita探し

 息子は1歳10ヶ月(2019年の8月)から現地幼稚園(Kita)に通っています。

Kita(Kindertagesstätte)をどうやって探したがよく聞かれるのでここに書いておきます。

  デュッセルドルフではKita探しは、市のウエブサイトのKita−Navigator を通して行います。条件を入力し、当てはまるKitaを探し、ウエイティングリストに登録します。

Kitaによってはオープンデーがあり、フリーマーケット(Trödelmarkt)を楽しみながら、一緒に幼稚園の見学 (Führung)ができるところもあります。先生から保護者に説明があり、入園希望用紙に記入してその場で提出することもできます。

 

 私たちは生後9ヶ月ごろ(2018年6月)に、Kita−Navigatorで10のKitaを登録しました。さらに1歳3ヶ月ごろ(2019年の1月)に5つ追加し登録しました。

  2019年の3月に Kita-Navigator を通じて、Kitaの園長先生から個人的にお話ししたいと連絡がありました。数日後にKitaを訪れ、親子で見学をしました。息子の反応がよく、教室の中を嬉しそうに見てまわっています。先生と子どもたちの雰囲気もよく、ここに息子を入れたいですと、その日すぐに意思を伝えました。最終的にはまた後日連絡をしますと伝えられ、その後正式に入園が決まりました。

 もう一度Kitaに行き、園長先生から、契約(Betreuungsvertrag)の説明を受け、サインしました。  契約したその日のうちに青少年局(Jugendamt )から、 所得の申告手続きの方法がメールで送信されてきました。申告することで月のKitaの金額が決まります。

  2019年6月に受け持ちの先生との顔合わせをし、詳しい園生活の説明を受けました。この時に息子の好きなこと、嫌いなこと、1日をどんな風に過ごし、毎日どんなことをして遊んでいるかなど、かなり詳しく話しました。

  また慣らし保育(Eingewöhnung)の説明書、感染症の注意書き、個人情報の取り扱いについて、保育園の閉園日、などの書類をこの日にもらいました。全てに目を通し、サインしたものを入園時に提出します。

  

 息子のKitaは市立(städtisch)のKitaです。3歳未満の枠で35時間、7時半から12時半、14時から16時の食事なしの35時間コースです。お昼ご飯はつかないので一度家に帰ります。お昼からは行っても行かなくてもいいというコースです。ちょっと複雑なコースなので希望も少なかったのかもしれません。ただ1歳半になるころから毎日元気が有り余っていて、毎日の遊び場があればと考えているところに、ちょうどよいタイミングで入園のチャンスをいただくことができました。

 

 入園までに準備したもの

入園までに準備しないといけないものはたいしてありませんでした。写真を参考にしてください。かかりつけの小児科から診断書(Attest)をもらう必要があり、入園時に提出しました。ちょうど2歳児健診(U7)を受けるタイミングでしたので、一緒に診断書ももらいました。

 普段はこれに、着替え、オムツ、おしりふき、朝食用の軽食を準備します。

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入園までに準備したもの

 

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前回の投稿から1年!すっかりご無沙汰しています。息子もついに8月から慣らし保育が始まり、これからはもう少しブログを書く時間も持てそうです。慣らし保育や今までに参加したシュピールグルッペについてもまたの機会に書けたらなと思います。またお付き合いくださいね。

みちこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツで子育て ~産後にへバメがしてくれたこと~

産後にヘバメがしてくれたこと 〜我が家の場合〜

産後ケア(Wochenbettbetreuung)を引き受けてくれる助産師さん、へバメ(Hebamme)のことは妊娠中期の記事で触れました。赤ちゃんが生まれてから約1ヶ月間、実際にどんなことをしてくれたのか、具体的に書こうと思います。

赤ちゃんが生まれ、退院日が決まると、退院日をヘバメに連絡します。予定日を前もって知らせてはいましたが、急な連絡にもヘバメは慣れている様子で、退院翌日から我が家に訪問してくれました。

 

退院翌日からの訪問

 はじめに母手帳(Mutterpass)、子手帳(Kinderuntersuchungsheft)、Hebammenbriefを確認し、赤ちゃんとお母さんの健康状態をチェックします。

Hebammenbriefは退院時に病院のへバメから産後ケアのヘバメに渡すようにともらう手紙です。産後ケアのへバメはこの手紙を見て、お産の経過や入院中の赤ちゃんやお母さんの状態を把握します。

 我が家の場合、赤ちゃんは健康で問題なし。私は出産時膣からの出血でヘモグロビンの値が一気に下がり、輸血や点滴をしてもらったので、まずそのことを聞かれました。婦人科の先生あての手紙も開封して確認し、授乳と食事以外は安静にしておくように、また継続して鉄剤の内服が必要とアドバイスをもらいました。鉄剤は手持ちがなかったため、すぐにかかりつけの婦人科に電話をして、処方箋を出してもらう手続きをしてくれました。

 

赤ちゃんは体重測定をし、順調に体重が増えているか確認します。黄疸(Gelbsucht)がないか、おなかが張っていないかなど全身状況を確認します。

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 へその緒 (Nabelschnur) の処置は、へその緒がとれるまで毎日してくれました。(消毒し乾燥剤をつけガーゼ交換。乾燥剤にはWeledaのWecesinというパウダーを使っていました。) 

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 そしておむつ交換を一緒にし、便や尿も確認します。

 

またお母さんのほうは血圧測定、子宮収縮の確認(硬さや子宮底の長さ)、出血(Blutung)・悪露(Wochenfluss)の確認、陰部の傷の確認を行いました。

 哺乳状況を確認し、母乳(Muttermilch)は足りているか、ミルクや搾乳したおっぱいはどのくらい足せばいいか、具体的にアドバイスをしてくれます。入院中にも習いましたが、おっぱいマッサージの仕方や、授乳の体勢などもいくつか教えてもらいました。

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2日目以降の訪問でも毎回、赤ちゃん、お母さんの健康状態を確認します。

日照時間の短いドイツでは、くる病予防のために、赤ちゃんが1歳になるまで毎日ビタミンDを飲ませます。内服開始に合わせて錠剤の飲ませ方を教えてもらいました。

 (Genの場合ほほの裏にはりつけて母乳を含ませると口の中にいつまでも残ったり、さ湯で溶かして小さいスプーンであげようとすると、うえっとまずそうな顔をして口から出すので、錠剤を母乳で溶かしスプーンで飲ませています。)

 

訪問前にあらかじめ質問の用意を

 ヘバメは子育てで生じるあらゆる質問に答えてくれます。例えばこのような質問をしました。

・信頼できる近所の小児科はどこか。

・体温(直腸温)の測定の仕方。

・外陰部のケアの方法。

・母乳の保存方法。

・腹痛時や便秘時の対応の仕方。 

・入院中にできた点滴漏れに塗る薬。

 ・ベビーテー(フェンネルティー)の飲ませ方。等…

 例えば体温計ですが、ヘバメから教えてもらった体温計は先端が曲がりやすく肛門から計りやすかったです。Rossmannで購入しました。

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くし(Babyhaarbürste、Kamm)も左の用意していたものと、ヘバメが教えてくれたものでは柔らかさが全く違いました。柔らかい右は100%Ziegenhaar 、ヤギの毛で作られたブラシです。

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 へその緒がとれたら沐浴

 さて、へその緒は退院から1週間でとれました。へその緒がとれたらいよいよ沐浴です。ドイツでは新生児の沐浴は毎日せず、週に1〜2回程度が一般的です。へその緒がとれるまでは毎日の訪問でしたが、ここからは沐浴指導に合わせて1週間に1回の訪問になりました。まずは手本を見せてくれ、次は一緒にやりながら、そしてその次の回では一人で、といった具合でした。

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私のヘバメの沐浴の仕方は、お湯は37℃。(湯温計を使うなら、まず肘を入れてお湯の温度を確認。熱いうちに湯温計を入れてしまうと37℃まで下がるのに時間がかかるから。) ゆっくりお湯に体をつけ、まずは目のまわり、顔を拭う。そして赤ちゃん用のボディソープをつけ、胸、お腹、脇、腕、足を洗う。頭にお湯をかけ、ブラシで頭を洗う。ボディソープを追加して背中、お尻を洗う。体はタオルでおさえるように拭き、体が湿っているうちにボディミルクを塗り、服を着せる、というやり方でした。

特に冬は室温をあたたかくし、タオルや下着はハイツングで温めておくように、沐浴後は必ず帽子をかぶせ、靴下をはかせるようにとアドバイスをもらいました。

 

余談ですが、妊婦教室で一緒だった仲間にヘバメからどんな沐浴指導を受けたかを聞くと、実に様々でした。これでヘバメの性格も見えてきそうです。笑


人肌くらいのお湯に牛乳コップ1杯、オリーブオイルスプーン2杯。赤ちゃんをゆ っくり腰あたりまでお湯につけ、足からゆっくりマッサージしなが  ら手で洗う。この方法で毎日沐浴できる。市販の赤ちゃんのボディソープを使う場合は2、3日に1回。

・お湯には何も入れない。体は顔、髪、体(前→後ろ)の順で洗う。ドライヤー(中温)で乾かす。

・湯温37~38℃。お湯にティースプーン1杯ずつの母乳とカレンデュラオイルを入れ  体を洗う。くしで髪をとかし、ガーゼハンカチを使ってまずは顔(目、小鼻、口、耳裏)を洗う。さらに胸、お腹、腕、手のひら、背中、お尻の順。植物性の石鹸は3~4週間経ってから使う。

 

赤ちゃんのスキンケアについては赤ちゃんの肌の状況を見ながら、それぞれが根拠を考えながら自己流を見つけていくのだと思います。私は現在、主婦の友生活シリーズから出ている『これが最新 赤ちゃんのスキンケアがよくわかる本』や小児科の先生のアドバイスを参考にしながらスキンケアをしています。
 

 爪切りは生後4週間を過ぎてから、はさみ(Nagelschere)でしました。爪はそれまで柔らかく、少しはがれても自然にとれるということで、1ヶ月は特に何もしませんでした。多少顔を引っ掻いても、すぐに良くなるから気にしなくていいという考え方でした。最初ははさみを使わずにガラスの爪やすり(Grasfeile)を使うこともあるようです。私はハサミで切った後にガラスの爪やすりを使っています。(日本にはもっといい爪切りがあるんだろうななどと思いながら。笑 )

 

訪問の終了

 1ヶ月健診(U3)を終えた頃、生活のリズムが自分達である程度とれるようになり、ヘバメに質問したいことも徐々に減っていきました。ヘバメから、もうそろそろ私は必要なくなってきたんじゃないかしらと言われ、嬉しいような寂しいような複雑な気分になったのを覚えています。ヘバメと話し合い、定期的な訪問はこの日をもって終了としました。何か気になることがあれば、メールや電話で質問し、必要があればまた訪問してもらうという形です。

色々なことを聞けて、一緒に成長を喜んでもらえる人がいる、産後に一人ではない、いざという時に助けてくれる人がいる、そう思えるだけでこの1ヶ月間、私たち夫婦は安心して赤ちゃんと過ごすことができました。この制度を利用してよかったなと思います。

ヘバメから何で日本人はすぐに体型が戻るの?何か特別なものを食べているんじゃないの?と聞かれ、ふと思い浮かんだのはお味噌汁でした。彼女に感謝の気持ちを込めてお味噌汁とおにぎりを作りました。

 

私の保険会社の場合、ヘバメによる産後ケアは出産後10日までは少なくとも1日1回まで、出産後11日目から8週間までは16回まで無料で訪問してもらえます。産後ケアでどのようなことがしてもらえるかはヘバメによっても違います。ご自身のヘバメや保険会社に確認されて下さいね。

 

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息子もあっという間に10ヶ月になりました。あともう少しで11ヶ月です。実はこの記事はお食い初めの頃に書き出していたのですが、これまで全く文章を書くことができませんでした。今やっと…一つ書きたかったことが書けてほっとしています。

たまにドイツでお産をされる方や腹腔鏡を受けた方からメールをいただくことがあります。ほんの少しだと思いますが、参考になれば嬉しいです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピカソと鳥と


ピカソの誕生日

10月25日はピカソ(Pablo Picasso)の誕生日だったそうです。
お誕生日をお祝いしてピカソのことを書こうと思います。

私たち夫婦は旅をすると、その中の一日はそこにある美術館を訪れます。ヨーロッパの美術館で圧倒的によく見かけるのがピカソの作品です。

私たちが住んでいる町、デュッセルドルフの美術館 K20 でもピカソの作品を見ることができます。ちょうど妊娠中に、妊婦さんを描いたような作品があったので、一緒に記念撮影しました。

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ピカソは大好きなのでこの前パリに行った時も、作品をスケッチしました。

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これはDavid Douglas Duncanの撮ったピカソの写真です。

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あれ?これ白米に魚じゃありませんか?
こんなに綺麗にお魚を食べているので、ますますピカソのことが好きになりました。

 

今回のテーマ、実は「鳥」

実は今回のテーマは「鳥」についてです。
ピカソの作品にもよく鳥がでてきます。
これはパリの美術館にいた陶器のフクロウ。

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なぜ鳥のことを書こうと思ったかから書くと長くなりますが、
9月にデュッセルドルフではクンストプンクテ(Kunstpunkte)というアーティストが自分のアトリエを公開するというイベントがありました。いつかこのイベントについても書きたいなと思いますが、そこで出会った作品の一つに、「鳥」が「希望」の象徴として描かれていたからです。

 

そこからどうも鳥が気になります。

 

たとえば、デュッセルドルフの大学病院(Universitätsklinik)の産科のマークはコウノトリ(Storch)。近くの助産院もコウノトリロゴマークになっています。昔からコウノトリが子どもを運んでくると考えられていますよね。

たまたま一眼レフの練習をしていて家の中にある「鳥」を写真にとってみました。

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なぜか子ども関連のグッズはブランケットやぬいぐるみ、フクロウをモチーフにしたものが多いように感じます。
そして初めて息子にもらったぬいぐるみもオウムのような鳥でした。

 

今までに出会った鳥

さて日本やフィンランド、ドイツで今までに出会った鳥…
すずめ(Spatz)、ハト(Taube)、カラス(Rabe)、 ツバメ(Schwalbe)、クロウタドリ( Amsel)、カオジロガン・カナダガンエジプトガン(Gans)、カモ(Ente)、白鳥・黒鳥(Schwan)、フクロウ(Eule)、キツツキ(Specht)…(フクロウは動物園で見ただけです。)

 

さて私はこの時、ハトとカラスが嫌いで、その他の鳥たちは好きだなあと、思いました。

 

そして好きな理由はなんだろうなと考えました。スズメは形がかわいいから好き。アムゼルは歌声が好き。近くに寄ることもできます。

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(写真はインゼル文庫の絵本に出てくるクロウタドリ、アムゼルです。)

 

カオジロガンはフィンランドに住んでいるときに家の周りにたくさんいました。緑色の糞が、もうそこらじゅう一面に落ちているので、初めはびっくりでしたが、子育てをみたり、群がってあうんの呼吸で飛び立つ様子を見てからは、彼らの虜になりました。

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(カオジロガン、流石にこの大群の数には驚きましたが…)


フィンランドではキツツキが、かんかんかんと、我が家をつつこうとしてきたこともあります。

 

ドイツに来てからよく見るのは、ハト、カラス、カモ、カナダガンエジプトガン、白鳥、黒鳥です。カモはよく夫婦で対になっていてかわいいし、カナダガンエジプトガン、白鳥に黒鳥…好きだなあと思う鳥に共通していたのは、「子育て」に遭遇したことがあるということです。
だいたい5月ごろ、デュッセルドルフのあちこちで子育てする様子を見ることができます。小さいひなにメロメロになり、結果的に彼らが好きになりました。

 

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(こちらはカナダガン。東京都環境局のウエブサイトで危険な外来生物として名を連ね、2015年に駆除されていたのにはほんとにびっくりしました。こちらで危険だと思ったことは一度もありません。)

 

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(こちらは黒鳥。左の親鳥の懐にはヒナが一羽入り込んでいます。)

 

一方ハトは一つも好きではありません。ばたばたーと急に顔に近いところを飛ぶし、ドイツでは特に糞が汚い!高架下は糞だらけ、あちこちに糞が落ちていてとにかく汚いです。
カラスもいつもごみをあさったり、なかなか好きになれません。

そんなとき、ふと思いました。カラスの子育てを見たらカラスのこと好きになるかなあ。
ハトとカラス、フクロウだけ子育てを見たことがないな。

 

ユーチューブにたまたま上がっていた「カラスの子育て」はびっくりだらけでした。
カラスがとてもきれい好きで行水をしているところ、巣の中を掃除したり、ひなの糞を口で受け止め、巣の中が汚れないようにしたり、とにかくきれい好きで、世話やきで、ほんとにほんとに目から鱗でした。カラスのそんなところを私は見たことがなかったから、カラスの一面しか見ていなかったから、それで嫌っていたんだなあ。むしろカラスがずるがしこくて汚いというレッテルを付けていたのは 自分だったなあと反省しました。カラスを生きにくくさせているのは人間のほうかもしれません。

同じようにハトも子育てするところをみたことはないなあと思っていました。
どうしたらハトのことを好きになれるかな。そんなことを考えていました。

 

ピカソの陶芸と鳥

 

そんな折に、ピカソの誕生日にたまたま「ピカソの陶芸」という本を開けました。

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ここにはピカソの陶芸作品がたくさんでてきます。
そしてここに、ハトとフクロウが特別な存在としてでてきました。
ピカソはなぜハトをたくさんモチーフにしたか。それはハトが好きだったからです。

ピカソは小さいころからハトに慣れ親しんでいました。
ピカソのお父さんはもともとハトを描く画家で、ピカソが小さい時にはハトの絵もかいています。ピカソの娘の名前は「パロマ」。日本語では「ハト」ちゃんです。
彼は平和の象徴として「ハト」をいくつも描いています。
そっか日本にもハトサブレとかあるなあ〜。

こうなるとハトをそんなに嫌いな理由ってないなあ、となってきます。

ハトの糞が汚いなと思うのもアスファルトの上だからで、これが土の上なら何とも思わないなあ、となってきました。

 

もう一つ、ピカソの陶芸の中によく出てくるフクロウ。なんでピカソがよく作品に使ったかというと、それはフクロウの目が自分に似ていると思ったからだそうです。傷ついたフクロウを飼っていたこともあるらしい。たしかにピカソの顔をよくよく見てみるとフクロウにそっくり!とても身近な存在だからこそフクロウが大好きだったのでしょう。


もしかしてそれでピカソもみんなに愛されるのかな。

フクロウは私にとっては全く身近な存在ではないけれど、なぜかかわいいと思ってしまいます。不思議だなあ。
どうしてそう思うのでしょう。その理由を考えるのはとても面白いです。

ドイツで子育て (1ヶ月健診 U3 )

U3って何?どんなことするの?


U3とは黄色い子ども手帳(Kinderuntersuchungsheft)の表紙にもあるとおり、生後4~5週間で行う健康診断(Untersuchung)のことを言います。この手帳は出産した病院でもらえます。日本は母子手帳一冊ですが、ドイツは母手帳と子手帳がわかれています。

私の息子の生年月日(Geburtstag)は9月の終わりですので、U3は10月16日~30日の間に受けるように書いてあります。

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U3でどんなことをするかは、おおまかにいうと、きちんと成長しているか、親たちは子育てに疲れきっていないか、その確認です。具体的にはこれから書いていきますが、赤ちゃんの反射(Reflex)や股関節(Hüftgelenk)に異常はないかなども確認してもらいます。


U3までに準備すること

小児科(Kinderarzt)の予約

病院で出産し、退院してから小児科に予約を入れます。
私の場合、助産師さんのへバメ(Hebamme)が、私の家の近所の小児科を勧めてくれました。私の名前を言ったらわかると思うわ!ということでしたので、しょっちゅうへバメとこの小児科がコンタクトをとっているのだなと思い、安心して、小児科はここと決めました。
予約は行ってしたほうがいい。へバメにそう言われ、夫に予約に行ってもらいました。
(私はまだ安静中。)なぜ直接行って予約を入れたほうがいいかというと、
いつも小児科は込み合っているからです。なので電話がつながらないことはしょっちゅう。メールで予約できるところもあると思いますが、直接コンタクトをとることで、
こちらもどんな小児科かわかって安心、小児科も仕事がひとつひとつ終わるので煩雑にならないとうメリットがあります。ただ風邪ひきの子どもたちもいっぱい来ていますので、帰ってきたらすぐにうがい手洗いをすることをお勧めします。

赤ちゃんの状況を伝えられるようにしておく

赤ちゃん手帳のU3の欄には親が今現在で不安に思っている点を書くスペースがあります。2ページ目です。

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健診時に先生が直接見ながら話をしますので、ここに言いたいことをまとめておくと便利です。私は体重増加のこと、おっぱいのこと、ミルク・フェンネルテーの追加の仕方について、おしゃぶりのこと、などを聞こうとしてこちらに記入しました。

 

持っていくもの

子ども手帳(Kinderuntersuchungsheft)、親の保険証(Krankenversicherungskarte)

替えのおむつ、おむつ拭き、ビニール袋、ミルク(必要時)、おしゃぶり(必要時)

 

U3でしたこと

診察室に通される前に質問票にチェックをしました。

親が疲れていないか、どんなことに困っているか先生が一目で判断できるようになったチェック表でした。難しいドイツ語もあったのでiPadの辞書アプリで調べながら書き込みました。


診察室に案内されると、まずは看護師さん(Krankenschwester)が健診前の問診(Anamnese)に来ます。赤ちゃんの服を脱がせ、身長(Köperlänge)、体重(Köpergewicht)、頭囲(Kopfumfang)を測定。血圧(Blutdruck)を測定をし、ビタミンKのシロップを口から含ませます。


口頭での質問としては赤ちゃんが左右上のほうを見ることができるか?目で追ってくるか?私たち夫婦にアレルギー(Allergie)はないか?私たち夫婦は二人とも眼鏡(Brille)をかけていましたので、いつ頃からかけているかを聞かれました。そして書類をもらいました。これは次の小児科でもらったものに具体的に載せています。

その後先生が部屋に入り、いよいよ健診です。まずは問診。おっぱいは好きなだけ、赤ちゃんがほしがる時に飲ませるようになどのアドバイスがありました。そして薬の処方。ビタミンDの処方です。また腹痛時の座薬も出してもらいました。服を脱いだ状態で、モロー反射などの原始反射の確認、皮膚の確認、耳の中の確認、脊柱の確認など全身の観察を行いました。そして最後が股関節の超音波検査です。股関節の状況はそのまま子ども手帳に書き込まれます。

 

股関節のタイプを表にしています。結果を見るときの参考にお使い下さい。

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すべての検査が終わると、先生から結果を言われ、これでおしまいです。何か異常がある場合は、経過をみたり、精査をしていくことになります。

次の健診はU4ですが、その前にいよいよ予防接種がはじまります。


小児科でもらったもの(書類・検査キット)

Wichtige Termine für Ihr Kind auf einen Blick

子どもの一目でわかる健康診断のスケジュール表です。(まだまだ先は長いですね。)

 

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Impftermine für Ihr Kind

子どもの予防接種のスケジュール表です。

 

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Welche Impfugen brucht mein Kind?

訳すと、どの予防接種が私の子どもに必要なの?
この冊子には予防接種の項目とどんな病気を防ぐためのものかが詳しく書いてあります。

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Merkblatt Kinderunfälle(U2-U3)

訳すと子どもの事故の注意点。
オムツ台、ベッド、ソファからの転倒転落や乳幼児突然死症候群(Plötzlicher Kindestod)について等、日常生活の中で起こりやすい事故と注意点が書いてあります。

 

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Aktion Gesunde Kindheit

子ども時代の健康への取り組み
早期発見の診察・健診(Früherkennungsuntersuchungen )があなたの子どもの健康につながりますという短い読み物の冊子。

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Kurz Knapp

0-1歳の両親への資料(Materialen)と1-3歳までの赤ちゃんについて
子育てのヒントが載った冊子です。テーマごとに冊子が分かれています。


Stillen(授乳) Schreien(泣くこと、泣き叫ぶこと) Schlefen(寝ること)Der erste Brei (初めてののおかゆ)Der erste Wort (初めての言葉)
Die kindliche Entwicklung(子どもの発達) Sprechen lernen (話すことを学ぶこと)Mehrsprachig aufwachsen (より多くの言語を習得し成長すること)
Mit liebevoller Zuwendung aufwachsen(愛のあふれる優しいこころで成長すること)

中身はまたいつか触れられたらいいなと思います。

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Klebe Urinbeutel

接着型の赤ちゃん用尿検査の袋。
赤ちゃんに熱が出たときに診察で尿検査も必要になります。その際検尿に時間がかかってしまうため、あらかじめ家で尿をとっていかなければなりません。とり方についてはまた次回以降のブログで。(袋がかわいい!)

 

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Medizinische Wunschleistung

腹部エコー(Sonografie Abdomen)を希望する場合は保険適応外で自費になります。その同意書ももらいました。希望するかどうかすぐに決断する必要はなく、希望する場合はこの紙に親のサインを書いてを提出。私の病院では別途自費で31ユーロ必要になります。

 

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最後に受付で次回の予防接種の予約を入れて終了です。

予防接種では熱など出るおそれもあるので、なるべく週末は避けて、予約は月曜日にしました。

 

U3はこれにておしまい。赤ちゃんもお母さんもお父さんもお疲れさまでした。

 

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 みちこより

本当は妊娠出産の時系列に合わせてどんなことが起こっているかを書いていきたいのですが、子育ての合間にちょっとずつ書いているものですから、今記憶が鮮明なうちに記事にするほうがいいものと、時間をおいて熟考しながら記事にしたほうがいいものとがあるのではないかと思うようになりました。日々起こる検査などは前者です。

とりあえず書き出して、ドイツで妊娠中の方や子育てを始めたばかりの方、日本の助産師、看護師の方に読んでいただけたら嬉しいなと思います。もちろん興味もある方はどなたでも。

間違っているところ、誤字脱字があるかもしれません。その際はぜひお伝えください。またここはこうだよというご意見もお待ちしています。(たとえばもっと医学的な根拠に基づいたご意見)

あれ書きたい、これ書きたいというテーマはいっぱいあるのですが、どうやってその時間を作るかが、ただいま最大のテーマです。(笑)

 

ドイツで出産(出産レポート)

出産レポート

長い長いレポートですが、読んでいただけると嬉しいです。
これはわたしたち夫婦が両親に向けて書いたメールです。
少し修正して、そのまま出産のレポートにします。

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皆さま

今回の出産の経過を送ります。
9月26日にマリエンホスピタルで3550g52cmの男の子が産まれました。
名前は源(げん)くんです。

 

24日

おしるしが2回ありました。(ピンク色のおりものみたいなもの)


25日

朝7時にいつもと感覚の違うちょろりちょろりの破水?あり。少しでしたが気になるのでマリエンホスピタルへタクシーで向かいました。


破水かどうかの検査では、最初破水ではないと言われ、その後CTG検査をしました。
CTGは日本のNSTのようなもの。赤ちゃんの心拍と陣痛の波が一目でわかる検査です。
しっかり朝ごはんを食べて行ってなかったので、赤ちゃんはほとんど動かず、病院の朝ごはんを食べて再度CTGになりました。
朝食後にまたちょろりとピンクから赤色のさらりとしたものが出て来たので、助産師さんに報告し、試薬で破水とわかり入院の運びとなりました。

10:30 CTG、バイタルサインの測定、ルート確保。
11:15 グリセリン浣腸 (たぶん120ml×2)
11:40〜 陣痛促進の…でました。ホメオパシー(Quarz、石英か…) 開始です。ホメオパシーはドイツ独特の自然療法で保険も適応されます。「これ何?」と質問すると、最初の看護師さんは植物由来のものと言いました。次の看護師さんにも聞いてみると「これは石英よ」と。「ホメオパシーには、ハチの毒とか、牛の脂とか、鉱物とか、ほんと色んな種類があって私にもよくわからない」と。なんだか謎めいたもの…??
この白い粉をスプーンの先くらいの小量一杯を舌下に。これを30分おきに5回内服し、2時間休憩後、またもうひとセット、17:40まで飲みました。
12:00 超音波で3650gと推定。
12:20 点滴で抗生剤 アンピシリン開始。(36週でたまたま追加検査したB群レンサ球菌が陽性だったため、赤ちゃんへの感染を防ぐため、分娩まで4時間ごと抗生剤の点滴投与です。)
12:50 入院棟へ。昼食。
16:00 CTG
18:00 CTG 、内診(この時点で子宮口1cm)
19:30 破水から12時間超えたということで陣痛促進剤錠剤内服。(薬の名前を聞きそびれましたが、副作用などのリスクの説明を受け、同意書にサインし、内服しました。)

23:15 CTG、内診(子宮口2〜3cm)

 

26日
0:00 陣痛促進剤錠剤内服。CTG室隣の分娩室から異常な叫び声聞こえ、怯える。
1:00 内診、子宮口4cm
4:00 子宮口柔らかくする錠剤内服。
5:30 CTG
5:45 内診、子宮口5cm、採血、バイタルサイン測定。

7:30 分娩室へ移動、陣痛促進剤オキシトシン点滴開始。
8:50 内診でぐりぐり。一気に大量の破水。これはほんとに驚きました。じゃば~ん!!ってどんどん出てくるのです。


9:45 呼吸法では痛みに耐えきれなくなってきたのでPDA開始。PDAは日本ではまだ一般 的でない、いわゆる無痛分娩です。これも保険適応。
9:55 バイタルサイン測定、採血。
11:20 痛みなく、余裕で食事ができちゃう。PDAすごい!
11:45 麻酔追加、導尿。
13:25 子宮口ほぼ全開。
14:00 ラッキーなことに、ここで日本人助産師の高野さん登場。PDA使用のため陣痛が微弱で不規則。腰の痛みが強く、指示された四つん這いでベッドにもたれかかる姿勢がとれない。麻酔追加頼むも、これ以上追加することはできないと言われ、絶望。。。ここからは1、2時間で産まないと帝王切開と言われる。PDAここまでありがとう。あとはもう陣痛とお友達になるしかない。。。出産の体勢へ。
陣痛の波が定期的になってきて、陣痛の波に合わせていきむこと数回。赤ちゃんの頭が卵分くらい出てくるも、大きくてなかなか出てこず。さらにいきむこと数回。高野さんの、「いいよー。赤ちゃんどんどん出て来てるよー」の言葉に励まされ…。
14:52 出産。へその緒は夫が切りました。赤ちゃんの汚れをふいたら、
すぐにおなかの上でカンガルーケア。初乳を与えました。お母さんは疲れているから、とその後夫にカンガルーケアのバトンタッチ。
胎盤の形がいびつで、もう少し時期の遅い出産になっていたら、血管の浮き出した部分から出血して緊急帝王切開だったかもしれないと言われました。(これはまた高野さんに確認したいこと)

出産時、膣上部から出血があったようで、何か所も縫合。縫合には先生3人が集まり、時間がかかったようです。出血は多めだったようで、このころの意識が曖昧です。ですから記憶も。先生に後で何箇所縫ったか聞くとこれは何ヶ所では表せないと言われました。尿道カテーテルも留置。

Hb(ヘモグロビン)は貧血を示すもの。もともと12あったものが7に下がり、この時血圧も一時40-50台になっていたらしい。
意識まどろみ、目を開けると視界がぼやける感じ。夫は奥さんにどんどん話しかけて下さいと言われ、死ぬんじゃないかと思ったらしい。私は一度、プスーというオナラをして、先生たちがクスリと笑ったのを覚えています。(実際には笑っていなかったらしい。)

輸液がどんどん追加され、昇圧剤も3回。意識はだんだんクリアになったけど、おしっこがほとんど出ない状況。血圧も輸液をしないと上がらない状況。水は飲めましたが、何度も吐き出してしまいました。
夜ご飯をしっかり食べて、水分どんどんとってねと、とすごい量の夕食運ばれてきました。ベテランそうな助産師さんの勢いに押されて、最初サラダにてをつけたけど、もっとカロリーとってねと言われ、少しだけパンやバナナを食べました。
この時血圧は70〜90台脈拍は140台だったと思います。熱も38度くらいあり、暑くて暑くて布団を減らしてもらったり、ボルタレン座薬を入れてもらったのを覚えています。

そして採血の結果待ち。

採血でさらにHbが5まで下がっているとのことで(本当に下がったのかは不明。このままではほっておくと5まで下がる、と言われたのかもしれない。記憶が曖昧なので、確認事項)、夜中に集中治療室に移動しました。


FFP(新鮮凍結血漿)を二つ点滴した後に、EK(濃厚赤血球)2単位を両腕から点滴開始。
集中治療室にいる間はずっと意識ははっきりしていました。朝は清拭、歯磨きをし、朝ごはんです。
しっかり朝ごはん食べてと、朝ごはんもまたすごい量が運ばれてきました。

食欲がでてきたので、モリモリ食べ、27日朝の採血で、Hbは7.6まで上昇し、血圧も90台まで上昇。問題ないとのことで昼ごろ元の病棟へ戻りました。貧血のため鉄剤をこれから二回投与するといわれました。

妊婦教室で知り合った日本の助産師、中村さんに、年間2000件のお産があったら、Hbが5まで下がる妊婦は年に2〜3人。本当に命がけのお産でしたねと言われました。え!そんなにまれなの??昔のお産なら間違えなく私は死んでいたんじゃ…。私は現代の医療に、知らない他の人の血に助けられて、生かされたのです。

 

病棟に帰ってくると、赤ちゃんと夫ペアはミルクで何回も授乳、オムツ替えもすっかり手慣れた感じになっていました。そして最初の赤ちゃんの健診には残念ながら立ち会えませんでした。

赤ちゃんはおっぱいへの吸い付きが強く、その分空気もいっぱい吸い込んで腹痛になり、ぎゃんぎゃん泣きます。おっぱいにもすごい吸いつく。お腹いたくなる。ギャン泣きをまだ繰り返しています。泣き声が大きすぎてこちらが泣きそう…。これから大丈夫かな、不安だな…が正直な気持ちでした。

ともあれ何をしていてもかわいい。かわいいのです。

 

今回の入院は結局、月曜日から日曜日の1週間になりました。
そしてこの1週間は、私たち家族にとって素晴らしい経験になりました。

マリエンホスピタルは赤ちゃんに優しい病院認定されています。
妊娠して最初の方もっぱら私の心配事は、沐浴とかどうするんだろう。
たった3日の入院で何ができるようになるんだろう...
せっせと産後をフォローしてくれる助産師さん(ヘバメ)を探すことに一生懸命になっていました。

マリエンで大事にしているのは、まず母乳。栄養。そして健康。
まずは赤ちゃんに生きる力を。そんな取り組みでした。体拭きなんて後のあとです。

はじめ母乳は全く出ませんでしたが、「おっぱいから吸う」ということにまずは力を入れて、チューブを横から通し、足りない分のミルクを足します。マッサージをしたり、搾乳機を使ったり、吸わせることで、徐々に母乳も出て来るようになりました。

赤ちゃんの吸い方もはじめは下手くそでしたが、正しい吸わせ方や、楽な姿勢をとるようにすることで、この5日間で吸い方も目覚ましく上手になりました。飲み終えてとろんと赤ちゃんの満足した表情を見るとほんとに嬉しくなります。眠りもスヤスヤよく寝ます。

ちゃんと体重が増えているか気になり、夫が朝、授乳室へ行きました。
そこで、看護師さんに、あなたたちはもう大丈夫。赤ちゃんの生きる力を信じて。赤ちゃんを見て。
そう熱く言われたそうです。
部屋に来る看護師さん、助産師さん、みんなが、母乳を赤ちゃんに与えることができるようになったことを我が事のように喜んでくれて、私は思わず泣いてしまいました。

この日夫がお祝いに金色のチョコレートを買ってきてくれました。
すごく甘くて美味しかった。この味は一生忘れないと思います。

 

源くんは本当に可愛いです。そして間違えなく皆に幸せを運ぶGlückskind です。
源くんが産まれてから 私たち夫婦の絆はより深くなりました。
私たちは今までおならを我慢してたのに、私たちの真ん中で、平気で大きなおならをするんですから。
笑ってしまって、疲れも一気に吹き飛んでしまいます。

源くんが産まれてから私の12人の妊婦仲間の繋がりもまた深くなりました。
私たちはラインというもの(一種の掲示板みたいなもの)で情報を共有しています。
どことなく本音を言えているのか?そんな掲示板でしたが、
どんな経験をしてどんな風に感じるか、どんなことに悩んでいるか、正直に伝えると、
私はね、私もね、と次々と悩みが打ち明けられ、そして自分はこんなことをしているよとか、こうするのがオススメとか、どんどん解決策やヒントが与えられるようになったのです。(他にもまだまだあるけど今は省略。)

源くんのはじめの名前候補は 康太くん、源くん、葉くんでした。
はじめは私も夫も康太君がいいんじゃないかと。
健太と康太で健康。健康、ただそれだけでいい。
あるときふと、健康を願うよりもっと愛することができるのは、「生きているだけでいい」じゃないのかなと強く思うようになりました。(このことについてもまたいつか書きたい)
君は生きているだけでいい。
それだけで私たちのエネルギーの源。そしていつでも私たちはあなたの帰る場所。
始まりの場所で帰る場所。
それが源です。

退院の日の晴れた空を忘れません。
紅葉し、ひらひら空から舞う葉っぱを見て、もう一つの候補だった葉も喜んで私たちを祝福してくれているなと思いました。

お母さん、天国のお父さん、(夫の)お母さん、(夫の)お父さん。
私たちを産んでくれて本当にありがとうございました。


私たちは今こんなにも幸せをかみしめています。


そしてドイツに来てくれる日を楽しみにしています。

 

…………………………………

私たちに起こったこと、もう少し、確認しなければならないこともありますが、

これが私たちの夫婦の経験した「出産」です。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

ドイツで妊娠(妊娠中期~後期)~ベビー用品の準備編~

ベビー用品をなるべくお得に揃えたい!

ただいま妊娠36週です。じわじわと出産予定日が近づいてきました。

7月、8月にベビー用品を準備してきましたが、やはり出費はかさむもの...涙

何を揃えたかを書いても、まだ本当に使えるかどうかは子育てをしてみないとわからないので、知っているとお得だなと思ったことを書いておこうと思います。参考になるかはわかりませんが、出費を抑えたい方には良いかも...。

 

ドラッグストアdmやRossmannのサービス

妊娠中に、dmはGlückskind、RossmannはBabyweltに登録しました。

自分の住所や予定日などの個人情報を登録し、アプリをスマートフォンにダウンロード、店頭でクーポンコードを提示すれば、試供品のプレゼントがもらえたり、対象のベビー用品が割引で買えたり、買い物自体が10%OFFになったりします。

オムツやおしりふきなどの割引きクーポンは頻繁に出ているので、これは登録しておいてよかったなと思いました。

 

 写真はRossmannでもらったプレゼント。試供品が入っています。dmでは授乳ケープをもらいました。産まれるとまたプレゼントがもらえます。

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私はもう一つベビー用品やミルクなどを出しているHiPPのBabyClubにも登録しました。ここからもプレゼントや試供品が送られてきます。

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ebayで買う

ebayに登録すると、出品されているものを地域別に見ることができます。

値段は交渉するものも、据え置きしてある場合もあります。

我が家ではBabybjörnのバウンサーがほしかったので、それを探し、近所で出品している人とコンタクトをとって、家に受け取りに行きました。

出品数がとにかく多く、頻繁に更新されているので、欲しいものが意外とあっさり見つかるかもしれません。中古ですが、半額くらいの値段で手に入れることができました。

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幼稚園のフリーマーケットに行く

散歩や買い物で外を歩いているとよく柱に、幼稚園のフリーマーケットのお知らせが貼ってあったりしますが、りんごの木(ドイツでの子育てを応援するコミュニティサイト)などでフリーマーケットのお知らせが出ていたりします。

私は妊娠中、ゲレスハイムにあるシュタイナー幼稚園とデュッセルドルフのお寺の横にある恵光幼稚園のフリーマーケットに行きました。普段なかなか入る機会がないので、幼稚園の雰囲気を感じられる絶好の機会。

シュタイナー幼稚園では中の案内もあり、普段子どもたちが先生と一緒に朝食をつくるキッチンや、お昼寝する部屋などを見ることができましたし、実際に幼稚園に通うお母さんから話を聞くこともできました。

手作りのケーキや飲み物も用意してあるので、ちょっと一息しながら、ベビー服やおもちゃを探せます。

 

 こちらがシュタイナー幼稚園。(中の写真がないのが残念…)

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こちらが恵光幼稚園。久しぶりに大福を食べました。

戦利品はどれも1〜3ユーロくらい。日本語の絵本が手に入ったのは嬉しかったです。

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さてさて、だんだん気温も下がり、秋の気配です。

皆様も風邪などひかれませんよう、ご自愛下さい。