ほんわかドイツ生活

ドイツの西、デュッセルドルフに住んで3年目。日々の生活を綴ります。

ドイツで出産(出産レポート)

出産レポート

長い長いレポートですが、読んでいただけると嬉しいです。
これはわたしたち夫婦が両親に向けて書いたメールです。
少し修正して、そのまま出産のレポートにします。

………………………………………………

皆さま

今回の出産の経過を送ります。
9月26日にマリエンホスピタルで3550g52cmの男の子が産まれました。
名前は源(げん)くんです。

 

24日

おしるしが2回ありました。(ピンク色のおりものみたいなもの)


25日

朝7時にいつもと感覚の違うちょろりちょろりの破水?あり。少しでしたが気になるのでマリエンホスピタルへタクシーで向かいました。


破水かどうかの検査では、最初破水ではないと言われ、その後CTG検査をしました。
CTGは日本のNSTのようなもの。赤ちゃんの心拍と陣痛の波が一目でわかる検査です。
しっかり朝ごはんを食べて行ってなかったので、赤ちゃんはほとんど動かず、病院の朝ごはんを食べて再度CTGになりました。
朝食後にまたちょろりとピンクから赤色のさらりとしたものが出て来たので、助産師さんに報告し、試薬で破水とわかり入院の運びとなりました。

10:30 CTG、バイタルサインの測定、ルート確保。
11:15 グリセリン浣腸 (たぶん120ml×2)
11:40〜 陣痛促進の…でました。ホメオパシー(Quarz、石英か…) 開始です。ホメオパシーはドイツ独特の自然療法で保険も適応されます。「これ何?」と質問すると、最初の看護師さんは植物由来のものと言いました。次の看護師さんにも聞いてみると「これは石英よ」と。「ホメオパシーには、ハチの毒とか、牛の脂とか、鉱物とか、ほんと色んな種類があって私にもよくわからない」と。なんだか謎めいたもの…??
この白い粉をスプーンの先くらいの小量一杯を舌下に。これを30分おきに5回内服し、2時間休憩後、またもうひとセット、17:40まで飲みました。
12:00 超音波で3650gと推定。
12:20 点滴で抗生剤 アンピシリン開始。(36週でたまたま追加検査したB群レンサ球菌が陽性だったため、赤ちゃんへの感染を防ぐため、分娩まで4時間ごと抗生剤の点滴投与です。)
12:50 入院棟へ。昼食。
16:00 CTG
18:00 CTG 、内診(この時点で子宮口1cm)
19:30 破水から12時間超えたということで陣痛促進剤錠剤内服。(薬の名前を聞きそびれ      ましたが、副作用などのリスクの説明を受け、同意書にサインし、内服しました。)

23:15 CTG、内診(子宮口2〜3cm)

 

26日
0:00 陣痛促進剤錠剤内服。CTG室隣の分娩室から異常な叫び声聞こえ、怯える。
1:00 内診、子宮口4cm
4:00 子宮口柔らかくする錠剤内服。
5:30 CTG
5:45 内診、子宮口5cm、採血、バイタルサイン測定。

7:30 分娩室へ移動、陣痛促進剤オキシトシン点滴開始。
8:50 内診でぐりぐり。一気に大量の破水。これはほんとに驚きました。じゃば~ん!!ってどんどん出てくるのです。


9:45 呼吸法では痛みに耐えきれなくなってきたのでPDA開始。PDAは日本ではまだ一般 的でない、いわゆる無痛分娩です。これも保険適応。
9:55 バイタルサイン測定、採血。
11:20 痛みなく、余裕で食事ができちゃう。PDAすごい!!!
11:45 麻酔追加、導尿。
13:25 子宮口ほぼ全開。
14:00 ラッキーなことに、ここで日本人助産師の高野さん登場。PDA使用のため陣痛が微弱で不規則。腰の痛みが強く、指示された四つん這いでベッドにもたれかかる姿勢がとれない。麻酔追加頼むも、これ以上追加することはできないと言われ、絶望。。。ここからは1、2時間で産まないと帝王切開と言われる。PDAここまでありがとう。あとはもう陣痛とお友達になるしかない。。。出産の体勢へ。
陣痛の波が定期的になってきて、陣痛の波に合わせていきむこと数回。赤ちゃんの頭が卵分くらい出てくるも、大きくてなかなか出てこず。さらにいきむこと数回。高野さんの、「いいよー。赤ちゃんどんどん出て来てるよー」の言葉に励まされ…。
14:52 出産。へその緒は夫が切りました。赤ちゃんの汚れをふいたら、
すぐにおなかの上でカンガルーケア。初乳を与えました。お母さんは疲れているから、とその後夫にカンガルーケアのバトンタッチ。
胎盤の形がいびつで、もう少し時期の遅い出産になっていたら、血管の浮き出した部分から出血して緊急帝王切開だったかもしれないと言われました。(これはまた高野さんに確認したいこと)

出産時、会陰マッサージしていた部分以外の、膣の中、肛門から膣にむけて、クリトリスのあたりから出血があったようで、何か所も縫合。縫合には先生3人が集まり、時間がかかったようです。そして出産時、実は出血が多めだったようで、このころの意識が曖昧です。ですから記憶も。先生に後で何箇所縫ったか聞くとこれは何ヶ所では表せないと言われました。尿道カテーテルも留置。

Hb(ヘモグロビン)は貧血を示すもの。もともと12あったものが7に下がり、この時血圧も一時40-50台になっていたらしい。(実際には70台くらいだったのでは?)
意識まどろみ、目を開けると視界がぼやける感じ。夫は奥さんにどんどん話しかけて下さいと言われ、死ぬんじゃないかと思ったらしい。私は一度、プスーというオナラをして、先生たちがクスリと笑ったのを覚えています。

分娩室から隣の部屋に移動した後も
輸液がどんどん追加され、昇圧剤も2回。意識はだんだんクリアになったけど、おしっこがほとんど出ない状況。血圧も輸液をしないと上がらない状況。水は飲めましたが、何度も吐き出してしまいました。
夜ご飯をしっかり食べて、水分どんどんとってねと、とすごい量の夕食運ばれてきました。ベテランそうな助産師さんの勢いに押されて、最初サラダにてをつけたけど、もっとカロリーとってねと言われ、少しだけパンやバナナを食べました。
この時血圧は70〜90台脈拍は140台だったと思います。熱も38度くらいあり、暑くて暑くて布団を減らしてもらったり、ボルタレン座薬を入れてもらったのを覚えています。

そして採血の結果待ち。

採血でさらにHbが5まで下がっているとのことで(本当に下がったのかは不明。このままではほっておくと5まで下がる、と言われたのかもしれない。記憶が曖昧なので、確認事項)、夜中に集中治療室に移動しました。


FFP(新鮮凍結血漿)を二つ点滴した後に、EK(濃厚赤血球)2単位を両腕から点滴開始。
集中治療室にいる間はずっと意識ははっきりしていました。朝は清拭、歯磨きをし、朝ごはんです。
しっかり朝ごはん食べてと、朝ごはんもまたすごい量が運ばれてきました。

食欲がでてきたので、モリモリ食べ、27日朝の採血で、Hbは7.6まで上昇し、血圧も90台まで上昇。問題ないとのことで昼ごろ元の病棟へ戻りました。貧血のため鉄剤をこれから二回投与するといわれました。

妊婦教室で知り合った日本の助産師、中村さんに、年間2000件のお産があったら、Hbが5まで下がる妊婦は年に2〜3人。本当に命がけのお産でしたねと言われました。え!そんなにまれなの??昔のお産なら間違えなく私は死んでいたんじゃ…。私は現代の医療に、知らない他の人の血に助けられて、生かされたのです。

 

病棟に帰ってくると、赤ちゃんと夫ペアはミルクで何回も授乳、オムツ替えもすっかり手慣れた感じになっていました。そして最初の赤ちゃんの健診には残念ながら立ち会えませんでした。

赤ちゃんはおっぱいへの吸い付きが強く、その分空気もいっぱい吸い込んで腹痛になり、ぎゃんぎゃん泣きます。おっぱいにもすごい吸いつく。お腹いたくなる。ギャン泣きをまだ繰り返しています。泣き声が大きすぎてこちらが泣きそう…。これから大丈夫かな、不安だな…が正直な気持ちでした。

ともあれ何をしていてもかわいい。かわいいのです。

 

今回の入院は結局、月曜日から日曜日の1週間になりました。
そしてこの1週間は、私たち家族にとって素晴らしい経験になりました。

マリエンホスピタルは赤ちゃんに優しい病院認定されています。
妊娠して最初の方もっぱら私の心配事は、沐浴とかどうするんだろう。
たった3日の入院で何ができるようになるんだろう...
せっせと産後をフォローしてくれる助産師さん(ヘバメ)を探すことに一生懸命になっていました。

マリエンで大事にしているのは、まず母乳。栄養。そして健康。
まずは赤ちゃんに生きる力を。そんな取り組みでした。体拭きなんて後のあとです。

はじめ母乳は全く出ませんでしたが、「おっぱいから吸う」ということにまずは力を入れて、チューブを横から通し、足りない分のミルクを足します。マッサージをしたり、搾乳機を使ったり、吸わせることで、徐々に母乳も出て来るようになりました。

赤ちゃんの吸い方もはじめは下手くそでしたが、正しい吸わせ方や、楽な姿勢をとるようにすることで、この5日間で吸い方も目覚ましく上手になりました。飲み終えてとろんと赤ちゃんの満足した表情を見るとほんとに嬉しくなります。眠りもスヤスヤよく寝ます。

ちゃんと体重が増えているか気になり、夫が朝、授乳室へ行きました。
そこで、看護師さんに、あなたたちはもう大丈夫。赤ちゃんの生きる力を信じて。赤ちゃんを見て。
そう熱く言われたそうです。
部屋に来る看護師さん、助産師さん、みんなが、母乳を赤ちゃんに与えることができるようになったことを我が事のように喜んでくれて、私は思わず泣いてしまいました。

この日夫がお祝いに金色のチョコレートを買ってきてくれました。
すごく甘くて美味しかった。この味は一生忘れないと思います。

 

源くんは本当に可愛いです。そして間違えなく皆に幸せを運ぶGlückskind です。
源くんが産まれてから 私たち夫婦の絆はより深くなりました。
私たちは今までおならを我慢してたのに、私たちの真ん中で、平気で大きなおならをするんですから。
笑ってしまって、疲れも一気に吹き飛んでしまいます。

源くんが産まれてから私の12人の妊婦仲間の繋がりもまた深くなりました。
私たちはラインというもの(一種の掲示板みたいなもの)で情報を共有しています。
どことなく本音を言えているのか?そんな掲示板でしたが、
どんな経験をしてどんな風に感じるか、どんなことに悩んでいるか、正直に伝えると、
私はね、私もね、と次々と悩みが打ち明けられ、そして自分はこんなことをしているよとか、こうするのがオススメとか、どんどん解決策やヒントが与えられるようになったのです。(他にもまだまだあるけど今は省略。)

源くんのはじめの名前候補は 康太くん、源くん、葉くんでした。
はじめは私も夫も康太君がいいんじゃないかと。
健太と康太で健康。健康、ただそれだけでいい。
あるときふと、健康を願うよりもっと愛することができるのは、「生きているだけでいい」じゃないのかなと強く思うようになりました。(このことについてもまたいつか書きたい)
君は生きているだけでいい。
それだけで私たちのエネルギーの源。そしていつでも私たちはあなたの帰る場所。
始まりの場所で帰る場所。
それが源です。

退院の日の晴れた空を忘れません。
紅葉し、ひらひら空から舞う葉っぱを見て、もう一つの候補だった葉も喜んで私たちを祝福してくれているなと思いました。

お母さん、天国のお父さん、(夫の)お母さん、(夫の)お父さん。
私たちを産んでくれて本当にありがとうございました。


私たちは今こんなにも幸せをかみしめています。


そしてドイツに来てくれる日を楽しみにしています。

 

…………………………………

私たちに起こったこと、もう少し、確認しなければならないこともありますが、

これが私たちの夫婦の経験した「出産」です。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

ドイツで妊娠(妊娠中期~後期)~ベビー用品の準備編~

ベビー用品をなるべくお得に揃えたい!

ただいま妊娠36週です。じわじわと出産予定日が近づいてきました。

7月、8月にベビー用品を準備してきましたが、やはり出費はかさむもの...涙

何を揃えたかを書いても、まだ本当に使えるかどうかは子育てをしてみないとわからないので、知っているとお得だなと思ったことを書いておこうと思います。参考になるかはわかりませんが、出費を抑えたい方には良いかも...。

 

ドラッグストアdmやRossmannのサービス

妊娠中に、dmはGlückskind、RossmannはBabyweltに登録しました。

自分の住所や予定日などの個人情報を登録し、アプリをスマートフォンにダウンロード、店頭でクーポンコードを提示すれば、試供品のプレゼントがもらえたり、対象のベビー用品が割引で買えたり、買い物自体が10%OFFになったりします。

オムツやおしりふきなどの割引きクーポンは頻繁に出ているので、これは登録しておいてよかったなと思いました。

 

 写真はRossmannでもらったプレゼント。試供品が入っています。dmでは授乳ケープをもらいました。産まれるとまたプレゼントがもらえます。

f:id:honwakasou:20170911230915j:plain

 

f:id:honwakasou:20170911230709j:plain

 

私はもう一つベビー用品やミルクなどを出しているHiPPのBabyClubにも登録しました。ここからもプレゼントや試供品が送られてきます。

f:id:honwakasou:20170911231117j:plain

 

ebayで買う

ebayに登録すると、出品されているものを地域別に見ることができます。

値段は交渉するものも、据え置きしてある場合もあります。

我が家ではBabybjörnのバウンサーがほしかったので、それを探し、近所で出品している人とコンタクトをとって、家に受け取りに行きました。

出品数がとにかく多く、頻繁に更新されているので、欲しいものが意外とあっさり見つかるかもしれません。中古ですが、半額くらいの値段で手に入れることができました。

f:id:honwakasou:20170911232549j:plain

 

 

幼稚園のフリーマーケットに行く

散歩や買い物で外を歩いているとよく柱に、幼稚園のフリーマーケットのお知らせが貼ってあったりしますが、りんごの木(ドイツでの子育てを応援するコミュニティサイト)などでフリーマーケットのお知らせが出ていたりします。

私は妊娠中、ゲレスハイムにあるシュタイナー幼稚園とデュッセルドルフのお寺の横にある恵光幼稚園のフリーマーケットに行きました。普段なかなか入る機会がないので、幼稚園の雰囲気を感じられる絶好の機会。

シュタイナー幼稚園では中の案内もあり、普段子どもたちが先生と一緒に朝食をつくるキッチンや、お昼寝する部屋などを見ることができましたし、実際に幼稚園に通うお母さんから話を聞くこともできました。

手作りのケーキや飲み物も用意してあるので、ちょっと一息しながら、ベビー服やおもちゃを探せます。

 

 こちらがシュタイナー幼稚園。(中の写真がないのが残念…)

f:id:honwakasou:20170911231426j:plain

f:id:honwakasou:20170911231829j:plain

 

こちらが恵光幼稚園。久しぶりに大福を食べました。

戦利品はどれも1〜3ユーロくらい。日本語の絵本が手に入ったのは嬉しかったです。

f:id:honwakasou:20170911232002j:plain

f:id:honwakasou:20170911231636j:plain

f:id:honwakasou:20170911231652j:plain

 

さてさて、だんだん気温も下がり、秋の気配です。

皆様も風邪などひかれませんよう、ご自愛下さい。

 

ドイツで妊娠(妊娠中期〜後期)~いろいろ出てくるマイナートラブル~

いろいろ出てくるマイナートラブル

つわりが落ち着いて、食欲もアップし活動的になった妊娠中期。しかし、中期の後半ごろから、いろいろな体のマイナートラブルも出てきました。どんな症状がでてきたか、どんな対処をしたか、役に立ったものなど私の場合を書いていこうと思います。

 

妊娠中期から出てきた症状

私は23週ごろから仰向けで寝るのが息苦しくなってきたので、抱き枕を探しました。近くのお布団屋さんやクッションを置いているお店で抱き枕を見つけることはできず、授乳枕(Stillkissen)を検索し、Sugarappleというネットショップで購入しました。(授乳枕はBabywalzなどのベビー・マタニティ用品店でも購入できます。)

授乳枕は170cm、180cm、190cmと選択でき、私の身長は159㎝で、170㎝を購入しました。いざ抱いてみるとぎりぎりの長さだったので、もう少し長いものを購入してもよかったかなと思います。夜寝るときはもちろん、ちょっと横になる時や、ソファーに座る時などいろいろな場面で重宝しています。

f:id:honwakasou:20170810201650j:plain

 

また25週目の健診ではヘモグロビンが低くなってきたので鉄剤が処方されました。

このころ夜間に こむら返り(Wadenkrampf)もたびたび起こるようになったので、マグネシウムも処方されました。

写真は左がマグネシウム、右が鉄剤です。

f:id:honwakasou:20170810201114j:plain

 

妊娠後期から出てきた症状

痔(Hämorrhoiden)は妊婦さんの半数がなるともいわれているみたいですが、28週ごろに排便時にお尻から少量の出血があり、婦人科の先生に相談しました。

Hametumという薬は植物由来の妊婦さんも使える塗り薬です。ハマメリス(Hamamelis)が主成分で、皮膚炎症の緩和に古くから使われているそうです。これをシャワーの後に塗るようにしたら、自然と痛みや出血は落ち着きました。

あとは産後にも使える円座クッションをお店で探しましたが、取り扱っているお店を見つけることはできませんでした。

お尻に負担をかけないように、円座クッションを手作りして使っています。

f:id:honwakasou:20170810201254j:plain

f:id:honwakasou:20170810201333j:plain

 

また後期に入ると、だんだん手足のむくみ(Schwellung)が気になってきました。夫が手足のマッサージを寝る前に毎日してくれます。

マッサージに使えるのは助産師さんに教えてもらったチェリーピロー(Kirschkernkissen)です。ドラッグストアでも売っている、昔ながらのカイロで、

オーブンか電子レンジで温めて使います。袋の中にはたくさんのさくらんぼの種が入っています。これで体を軽くさすると程よい刺激とあたたかさでとても気持ちいいです。

 

f:id:honwakasou:20170810202159j:plain

 

もちろん食事の調整や適度な運動が一番大切だと思いますが、これまでに役に立ったグッズなどを紹介させてもらいました。

出産まであと2ヶ月弱です。

 

 

 

 

 

 

 

ドイツで妊娠(妊娠中期)~デュッセルドルフでへバメ探し~

へバメ(Hebamme)とは

へバメ(Hebamme)は産後ケア(Nachsorge,Wochenbettbetreuung)を引き受けてくれる助産師さんのことです。自宅に訪問して、赤ちゃんの成長を確認したり、沐浴や授乳の指導してくれたり、お母さんの傷の確認をしたり、悩みを聞いてくれます。

この助産師さんの訪問は無料で12週まで受けられ、その期間を過ぎても問題があれば何度か見てもらえるということでした。ただ、へバメは自分たちで探さなければなりません。

ニュースダイジェストの準備リストにも、妊娠初期の段階から早めに助産師を探しましょうとありました。

 実際に私より3か月予定日の早い妊婦さんの話では、ヘバメリスト(Hebammenliste)を元に30人くらいに電話やメールで産後ケアをお願いしようとしたが、全部断られた、とのことでした。またほかの妊婦さんも同じように30人くらいに電話したけど、全部断られたと聞きました。ヘバメ不足は深刻で、特に夏休みなどの休み期間中に重なるとなかなか見つからないようです。

 

 仮にへバメが見つからなくとも、何かあれば小児科、婦人科に受診すれば、いいわけですが、ぜひ見つけたい。そう思い、まずは日本人の助産師さんとコンタクトとりました。彼女は現在産後ケアを引き受けていないとのことでしたので、同じ病院で働いている助産師さんを紹介してもらいメールのやりとりをしました。しかし彼女はちょうど私の予定日が、彼女の休暇中とのことで断られてしまいました。

 

Hebammenzentraleとのやりとり

 私はとにかくドイツ語の電話でのやりとりが苦手です。どうしたものかと思っていたら、妊婦教室で一緒だった方から、Hebammenzentrale Düsseldorfというところに電話して、登録したら1ヶ月くらい時間はかかったけれど、ヘバメが見つかったよ!という朗報を聞きました。

 Hebammenzentraleはデュッセルドルフの市が提供している無料のサービスで、へバメ探しを手伝ってくれます。自分の情報を登録すると、それに合った助産師さんを紹介してくれます。ネット上で登録可能でしたので、自分の情報を登録しました。

特記すべき自分のこと(Besonders wichtig ist mir:)という欄があったので、日本人でドイツ語が苦手なこと、英語も得意でないことなどを記入しました。

その後すぐに、現在仲介できる人はいませんとメールが来ましたが、数日後、日本人の助産師がいるからコンタクトをとってみてとメールが届きました。すでにこの人にはコンタクトをとったから別の人を紹介してほしいとメールすると、Aさんが産後ケアを引き受けてくれるかもしれませんとメールがありました。

 そうして紹介されたAさんに、Hebammenzentraleに紹介してもらいましたと電話をし、それでは次回いついつ面接しましょうということになり、さっそく自宅に来てもらう約束をとりつけることができました。彼女は西アフリカのトーゴ出身で、もう何十年もドイツでへバメをしているのだそう。明るく、何でも聞きやすかったので、すぐにこれからもお願いしますと産後ケアを頼みました。

 

リストをかたっぱしから電話するよりも、こうして助産師さんを紹介してもらうほうが見つけやすいのではないかと思います。他にも、すでに出産した人に聞いて助産師さんを紹介してもらうのもいい手だと思います。

またある妊婦さんから、薬局(Apotheke)の近くに住むへバメが、産後ケアを受けますよと募集をしていることがあると聞きました。周りに知り合いがいない場合は近くの薬局に行ってみるのも一つかなと思います。

出産する病院で助産師さんを紹介してくれることもあるようです。

 

どうぞあなたに合う助産師さんが見つかりますように。

f:id:honwakasou:20170720192514j:plain

 写真はフリーマガジン『Schwangerschaft &Geburt 2017』Libelle より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツで妊娠(妊娠中期)〜まずは計画を立ててみる〜

出産への漠然とした不安はスケジュール表を作って解消!

妊娠してからドイツで産むか、日本で産むかはあまり悩みませんでした。

特に私の住んでいるデュッセルドルフにはたくさんの日本人が住んでいます。近年は20代から30代の日系企業の駐在さんの夫婦も増えて、こちらで産む人もだいぶ増えたのだとか。なので婦人科や産科の先生も日本人には慣れているという方が多いと聞きます。そしてネットや雑誌など、いろいろなところから情報も得られます。

夫と何か月も離れて暮らすより、一緒にこの貴重な時間を過ごすことを第一に、ドイツでの出産を選びました。

しかしやっぱり初めてのことなので不安!これからどうなっていくのか、何をすればいいのか流れがよくわかりません。

参考にしたのはニュースダイジェストのネット記事「ドイツで初めての妊娠&出産 産前産後の準備リスト」です。この時期にはこんな準備をしましょうというのが具体的に載っています。

これをもとに夫とカレンダーにおおざっぱに計画を書き込み、このころまでにこれをしようというのを目に見えるようにしました。また健診や妊婦教室、病院見学など、そのつど予定を追加していきます。一目で何をすべきかわかり、二人で共有できるので、これで私の不安はだいぶ軽減したように思います。

 

f:id:honwakasou:20170720012139p:plain

 

例えば7月までの引っ越しを目標にしていましたが、5月中に引っ越しを終えることができました。もともと住んでいた場所はエレベーターなしの7階でしたが、今のところにはエレベーターが2つあり、部屋の前にもベビーカーを置けるスペースがあります。今はおなかもだいぶ大きくなり、しゃがんだりする動作もだんだんつらくなってきていますので、安定期の早い段階で引っ越しできたのはよかったなと思います。

 

さて次回は産後のケアを自宅でしてくれるHebamme(助産師さん)探しについて書いてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツで妊娠(妊娠初期)

妊娠初期のこと

お久しぶりの更新になりました。

ほんわかドイツ生活と題しておきながら、腹腔鏡のことしか書いていませんでしたね...。

私は現在妊娠8か月です。

2017年10月にドイツ(デュッセルドルフ)で出産の予定ですので、今までの経験を記してみようと思います。

 

2月のはじめに妊娠検査薬で陽性だったため、今まで通院していた婦人科へ予約の電話をしました。2日後に受診し、経膣超音波検査を受けました。

エコーするなり、先生が「Ja!(ヤー)」と私に握手してきました。

私も画面で胎嚢と心臓を確認することができました。大きさは3㎜。

自分の体に今、心臓が二つあるのか~。本当に不思議で神秘的だなとじわじわ感動したのを覚えています。

 

写真は受診後飲み始めた葉酸、ビタミン、ミネラルなどの入ったサプリ。(妊娠12週までと、妊娠13週からの2種類あります。)

左は妊娠線予防のためのWELEDAのマッサージオイル(Schwangerschafts-Pflegeöl)です。

f:id:honwakasou:20170718010134j:plain

 

さらに4日後に採血をしに行き、Mutterpass(母手帳)をもらいました。

これからMutterpassにすべての健診結果が記されます。Mutterpassと保険証があれば、どの病院でも診てもらえるので、必ず携帯するようにと看護師さんから言われました。

ネット上にはMutterpassの日本語訳もありましたので、それと照らし合わせながら結果の確認をしました。

f:id:honwakasou:20170718010257j:plain

 

この頃の体調はいつも眠たく、吐き気もありました。

ひどい時は冷蔵庫や道路のにおいにも敏感になり、吐いたりしていました。

つらいときは、無理をせず、夫に具体的にあれしてほしい、これしてほしいと何でも頼みます。お皿洗いやアイロンがけ、買い物、朝食の準備など何でもしてくれました。

そしてよくお腹や手足のマッサージをしてくれます。こうしてリラックスしてこの時期を過ごすことができました。もともとドイツ語の会話クラスに行っていたのですが、体調の良い時は気分転換になるべく行くようにしました。

 

つわりがあると体はつらいですが、つわりが軽くなると逆にちゃんと育っているのかなと不安になったり、妊娠初期は情緒も不安定。急に涙が止まらないということもありました。

 iPadにninaruのアプリをダウンロードしました。出産予定日を入力すると、一日一日、赤ちゃんがどんな成長をしているのか更新されます。またその時期に体や心に起こりうることが書いてあるのはとても参考になりました。夫も一緒に見ていたので、赤ちゃんのことだけでなく、妊娠中の母体への理解にもつながったと思います。

 

健診にはいつも夫が付き添ってくれます。一人で行くよりも先生のドイツ語が理解できますし、何より安心感があります。夫の会社は病院・役所に寄るから遅れる、途中で抜け出すなどはいつでも当たり前にできます。こういったことも私のリラックス妊婦生活につながっているなと改めて思います。

何もできなくてごめんね…ではなく、いつも助けてくれてありがとう。感謝です。

 

妊娠してから買ったもの (ドイツで買ったもの)

  • サプリ(elevit1 / elevit2。1は妊娠12週の終わりまで。2は13週から授乳期まで。2にはDHAEPAも含まれています。)
  • H&M MAMA用レギンス
  • WELEDAのマッサージオイル(Schwangerschafts-Pflegeöl)
  • Kindle本 『きみは赤ちゃん』 川上 未映子
  • Kindle本 『かあさんの暮らしマネジメント』一田 憲子

妊娠してから買ったもの(日本で買ったもの)

 

ノンカフェインの飲み物いろいろ

いつも飲んでいるコーヒーやお茶、アルコールが飲めなくなるのは残念ですが、妊婦さんでも飲める飲み物は結構あります。

 

  • ノンカフェインコーヒーはentkoffeiniert / ohne Koffeinと書かれたものを選べば大丈夫です。どこのカフェへ行ってもたいていノンカフェインコーヒーはあります。
  • ランドコーヒー(Landkaffee)はライ麦(Roggen)、麦芽(Malz)、大麦(Gerste)、チコリーの根(Zichorie)などがブレンドされていて、味は日本の麦茶によく似ています。飲みやすいので私はよく飲んでいます。
  • もし便秘が気になる場合は、フェンネル、アニス、キャラウエイの3種類のハーブティー(Fenchel-Anis-Kümmel-Tee)がおすすめです。少し甘いですが、これを1日3回飲むようになってから便通がよくなりました。勧めてくれた助産師さんに感謝です。Schwangerschaftsteeというマタニティブレンドのハーブティーもよくありますが、この中にもこの3種類は入っていました。

    f:id:honwakasou:20170718010419j:plain

    f:id:honwakasou:20170718010453j:plain

    f:id:honwakasou:20170718010630j:plain

 

こうして安定期までの3月、4月はのんびり無理せずでゆっくり過ごしました。

 

次回からは妊娠中期のことを書こうと思います。読んでくださってありがとうございました。不安な妊娠初期にほんの少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツで腹腔鏡治療 (保険会社への申請)

 

保険会社への申請

医師から腹腔鏡の治療をしましょうと提案されると、まず、保険会社に手紙を送ります。この治療計画と費用見積もりの手紙は、外科の病院が作成してくれましたので、私がしなければならなかったのは、その手紙に自分のサインを書くこと、婦人科の先生からサインをもらうこと、くらいでした。封筒、切手も外科が用意してくれました。

その後2週間ほどで保険会社から、○○ユーロは今回こちら(保険会社)が支払います、という内容の返事が送られてきました。返事が届いたことを外科に伝え、その時点で、さあ治療をしましょう、という流れになりました。

 

治療後の支払いは

退院時外科での支払いはありませんでした。退院後1か月くらいで、請負会社から医療費の請求が届きます。まずは、そちらに全額を振り込みし、それから保険会社に負担を依頼する手紙を作り、郵送し、自分の口座に振り込みをしてもらうという流れでした。

 

作成した保険会社への手紙 (PC用でご覧ください。)

 

Hanako Yamada
.....str. 123
40200 Düsseldorf
Tel: 123456789


...Krankenhaus
z.H. Frau ○○
20900 Hamburg


                  Düsseldorf den 6.Januar 2017

Betreff:Einreichung der Rechnung der Krankenhausbehandlung 

Sehr geehrte Frau ○○,
(Sehr geehrte Damen und Herren,)

mein Name ist Hanako Yamada und bin bei ○○ versichert.
Meine Versicherungsnummer lautet:○○
Meine kennummer des Trägers lautet:○○


Anbei schicke ich Ihnen die Rechnung und die Quittung vom Arzt.
Bitte überweisen Sie den entsprechenden Betrag auf folgendes Konto.
IBAN:○○
BIC:○○○○

 

Vielen Dank im Voraus.
Mit freundichen Grüßen
Hanako Yamada
〇〇〇〇

 

Anlagen:
-Brief vom 23. Nov.2016 bzgl. Krankenhandlung
ーRechnung(Original)mit dem Anschreiben vom. 27.Dez.2016
ーÜberweisungsbeleg(zur info)

 

左端の上から差出人の名前、住所、連絡先

その下段に受け取り人の名前(z.H. は~様宛)、住所

さらに下段右端に場所、日付

題名(Betreff ・・・の件)、呼びかけの言葉、本文と続きます。

自分が○○会社の保険に入っていることを伝え、自分の保険番号を書きます。

医療費の振り込みが完了したことを伝え、これから振り込んでもらう自分の銀行口座番号を記入します。最後に挨拶文を添え、自分の名前と、署名を書きます。

Anlagen(同封物)に、保険会社から送られてきた手紙、請求書、振り込み証明書を一緒に送りました。

 

保険会社から自分の口座へ振り込みが完了したことを知らせる手紙が1週間ほどで

送られてきました。これで完了です。